ピアノを習いたい!習わせたい!

皆さん、様々な動機や理由があるかと思います。

ピアノの音が好き。

ピアノを弾いてる姿が素敵だった。

脳にいいらしい。

集中力を付けたいから。等


まず、自分自身は4歳から近所のピアノ教室に通い始めましたが、その前にヤマハ音楽教室でリトミックとエレクトーンを習っていました。

薄っすらとレッスンの風景を覚えています。


我が家には、姉と妹がいて、既に姉が習っているから私もやるのが当たり前、と思っていたと思います。もちろん、妹も習っていました。

両親はピアノ経験者ではなく、ピアノが弾けたら素敵だなという思いで、子どもたちに習わせたそうです。

母も一時期、ピアノのレッスンに通っていて、バッハのインベンションを始めて、頭が混乱するーっ爆笑と辞めたそうな。(それでもバッハまで進んだとは立派ではないでしょうか)お琴も習ってましたね。


お稽古事ですので、身につける為には毎日練習し、先生には厳しく指導されました。

礼儀から何から、親よりも怖い存在だったように感じますニヤリ


何故、続けて来たかというと、やはりピアノの奥深さも次第に分かり、年齢を重ねるうちに、自分の感情をピアノという楽器で音楽にのせて吐き出せる行為が、気持ち良いと感じられるようになりました。


音大では声楽を選考していて、喉のケアの為に歌えないときは、私の感情をピアノにぶつけて、大変助けられたものです。自分の声では出せない音をピアノは出してくれますからね照れ


また、習い事を辞めるというのは、我が家の辞書にはなかったので、口が裂けても両親に言えませんでした。

練習嫌い(好きな曲は弾くけれど、ハノンやチェルニーは練習回数を誤魔化す笑)なので、母が隣で物差し片手に見張ってましたから。

それが良いのか悪いのか…


今、私は50歳。

子どもたちは、21歳と18歳。

習い事は、身につくまでそれぞれで年月が違います。

水泳ならバタフライまで、柔道なら黒帯まで、習字なら初段まで、バレエならパドゥドゥをやらせてもらえるまで、など区切りの良いところまでは、始めたからにはやり遂げるというのが、我が家の方針であります。


ピアノも歌も1〜2年では無理で、10年は最低習い事として続けないと身につきません。

更に、やり続けること。


そんなに簡単に歌ったり、弾けるようにならないから、皆さん挫折するんですよね。

でもそこがまた魅力で、やってもやっても追いつかず、一生かけて自分の成長と共に育てていく。


細く、長く、一生かけて自分の心を表現してくれる相棒として付き合っていく覚悟が必要です。


もしお子さんがピアノを辞めたいと言い出したら、是非ご相談ください。


もちろん、私に原因があるかもしれませんし、課題が難しすぎる、弾きたくない曲だ、分からないところを聞けない、練習してもどうしても上手く弾けない等…


上手くできないから、嫌い!という気持ちは、好きだからこそ感じる心情ではないでしょうか。


好きである気持ちは、消したくても消えないものですよね。








頂いた、お土産やお年賀など。

お心遣いに心から感謝ですニコニコ飛び出すハート



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