【第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール優勝者コンサート】
A winner of the 2nd International Chopin Competition on Period Instruments 🎹
1月30日は久しぶりに仕事帰りにオペラシティに寄り,第二回ショパンピリオド楽器コンクール優勝者のエリック・グオのコンサートを聴きました。
ピリオドピアノはそれほど聴いていないのですが、2列目という間近で見ることができたマホガニーのプレイエルが私の想像以上に透明な音色が出ること、高音のピアニシモがとても美しいことは嬉しい発見でした。
エリック・グオの演奏は、最初のコンチェルト2番が特に自由度が高く、ピアノソロが入る前から鍵盤に指を置いて軽くなぞったり、最後を並奏したりと正直驚きましたが、指揮者やオケとアイコンタクトをよくとりながら、実に楽しそうに、プレイエルから自在に美しい音色を引き出し、表情豊かに歌っていて、とても興味深く魅力的な演奏でした。
アンコールも全部で4曲になり、ピリオドピアノであることを意識させないくらいノリよく自由に楽しく、ショパンの歌心を魅力的に奏でてくれました。最後の猫のワルツなどはもう愛らしくとても軽やかでした!
Bravo ❗️
[日時]2024年1月30日[火]19:00
[会場]東京オペラシティコンサートホール
[出演]エリック・グオ Eric Guo(Pf)
鈴木優人(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(管弦楽)
[曲目]
♪モーツァルト :「フィガロの結婚」序曲K.492
♪ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
♪ ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
[アンコール]
♪ショパン:前奏曲 第4番 Op.28-4
♪ショパン:前奏曲 op.28-13
♪ショパン:マズルカ op.59-1
♪ショパン:ワルツ 第4番op.34-3
コンサートのチラシ(表)
コンサートのチラシ(裏)
会場で配布されたプログラム
今日の席は1-2-17
マホガニーのプレイエルが真近に見える席