ヴァディム・ホロデンコ ピアノリサイタル
Vadym kholodenko Piano Recital
《ファツィオリジャパン15周年》
[日時]2023年12月5日(火)19:00
[会場]豊洲シビックセンターホール
[出演]Vadym kholodenko
[曲目]
♪L.V.ベートーヴェン
創作主題による6つの変奏曲 Op.34 ヘ長調
♪F.ジェフスキー
「不屈の民」による36の変奏曲(原題:「団結した民衆は決して敗れることはない」)
ベートーヴェン「創作主題による6つの変奏曲」は、私の予想とは異なり、実に柔らかなタッチで自由自在であり、一音一音細やかな演奏でした。
ジェフスキー「『不屈の民』による36の変奏曲」は初めて聴きましたが、以前から大瀧拓哉さんの解説によりとても興味を持っており、今日の生演奏を聴くのを楽しみにしていました。
「不屈の民」の歌は初めて聴いたとは思えない既聴感があり、主題はすぐに憶えてしまう馴染みやすいメロディでしたが、36もの変化に富んだ熱量のある変奏がすすむにつれ、ウクライナに想いをはせ、胸に迫ってくるものがあり、心を打たれました。
Bravo !
会場では、ピアニストの方(イリヤ・イーティンさん、大瀧拓哉さん、齊藤一也さん)、音楽ジャーナリストの方も何人もお見かけしました。
[アンコール]
♪ブラームス(ブゾーニ編曲):
6つのコラール前奏曲 B50
♪プーランク:
シテール島への船出《ヴァルス・ミュゼット》
※「不屈の民」の歌は今もずっと頭から離れず、なりつづけています!
本日のリサイタルのチラシ
舞台のガラスウォール越しにレインボーブリッジ夜景🌃🌉が見える
ピアノはファツィオリFazioli
会場で配布されたパンフレット
会場で配布されたパンフレット
本日のアンコール曲の案内
↑ウクライナ🇺🇦国旗の色のポケットチーフのホロデンコkholodenkoさんと。
↓ CD💿
①モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626(ジュスマイアー補筆完成版に基づく、クリントヴォルト編曲ピアノ独奏版)
ヴァディム・ホロデンコ(ピリオド・ピアノ/エラール、1858年)
録音時期:2023年1月17-19日
録音場所:ワルシャワ、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
②ジェフスキー 「不屈の民」による36変奏曲