【パシフィックフィルハーモニア東京《第6回練馬定期演奏会》】牛田智大🎹♪
6月24日(土)の午後は武蔵野音大ベートーヴェンホールで牛田智大さん出演のコンサートを聴きました。
[日時]2023年6月24日(土)14:00 [会場]武蔵野音楽大学 ベートーヴェンホール
[ピアノ]牛田智大
[プログラム]
♪ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第5番、第6番
♪シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
[ソロアンコール]
♪シューマン:トロイメライ
………休憩………
〜男と女の愛憎劇〜
♪モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527 より“序曲”
♪ビゼー:カルメン組曲第1番
♪マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より“間奏曲”
♪ビゼー:カルメン組曲第2番
まず、本日のお目当ては、牛田智大さんでした。今回のシューマンピアノ協奏曲も、キレのよいリズム感と明快なタッチが聴いていて心地よく、美しい音の中にもしっかりと芯があり、感性高くロマンチックに演じながら若々しく力強い演奏で最高潮に盛り上がりドラマチックに最後まで駆け抜ける、とても素晴らしい演奏でした。
Bravo ❣️
そして、観客の熱い拍手に応えてソロアンコールとして(期待通り)一音一音に魂を込めたとびきり美しいトロイメライを丁寧に演奏されました。
今日はパシフィックフィルハーモニア東京(楽団名称が東京ニューシティ管弦楽団から変更)の全メンバーの新たな意気込みが伝わり、演奏の喜びがあふれるコンサートで、指揮者の飯森範親さんの指揮の熱演ぶりはさることながら観客サービスの面白トークも加わり、プログラムの構成の妙味、オーケストラの愉しさを存分に味わうことができました。
オーケストラの各楽器のレベルも高く、特にソロパートはクラリネット、フルート、トランペットはじめ、トライアングルやタンバリンに至るまで木管金管打楽器全てとても素晴らしい演奏でした。なかでも、カルメン組曲における、トランペットの運命を象徴するような音色が胸に響き、熱く感動しました。舞台袖に移動して演奏したファンファーレも効果的でした。
二階席の最前列真ん中というまたとない席でピアノの牛田智大さんの表情や手の動きはもちろん、オーケストラの各楽器の一人一人が上からよく見え、倍増で楽しめました。
ベートーヴェンホール入口
今日はベートーヴェンホール2階A-20 最前列中央の席
プログラム表紙と配布されたテッシュペーパー
プログラム
プログラムノート2
プログラムノート3
ベートーヴェンホール外観(いつも夜🌙公演なので真っ暗だが、今日は昼☀️公演で明るい!
ベートーヴェン像
ショパン像