WEリーグの1年目が閉幕しました。

 

大宮アルディージャのラジオの応援番組を担当し始めたことをきっかけに、この4年様々なことがありました。

取材や司会などこんなに色んなお仕事をさせていただくなんて思ってなかったし、

そこに加えてのコロナ禍なんて全く想像しませんでした。


そんな中でさらに想像してなかった女子プロサッカーリーグの開幕。

大宮アルディージャも女子サッカーリーグに挑戦する、と初めて聞いた時はびっくりしました。


 

中高生の頃サッカーをちょっとかじってやっていたのですが、

中学2年生だったか3年生だったかの時に「なでしこ」という愛称が女子サッカーに付いて

「こんな真っ黒で泥だらけでやってるのになでしこだってー。笑」

なんて話をチームメイトとしたのを覚えています。

 


最終節のフレンドリーマッチ。

ザスパクサツ群馬レディースU15vs大宮アルディージャVENTUS U15だったのですが

プロチームの下部組織同士が戦っているのを見て、女の子のサッカー人口が増えたし

皆凄いうまいなー、羨ましいし、こんなことが実現してよかったななんてしみじみ思いました。


先日の手話サッカー教室も取材に行ったのですが、

「本当に女の子たちばっかりだ!」と嬉しそうに話している子たちが居ました。

楽しかった経験から大宮アルディージャVENTUSを好きになってもらえて、

「この選手たちと同じピッチに立ちたい」と思ってくれたらさらに嬉しいなと思いました。

 

WEリーグの初年度、色んな課題があったと思いますが、

それでもスタジアムDJをさせていただくチャンスに恵まれました。

女の私にそんなチャンスが生まれるんだ?!と本当に嬉しかった反面

初めての挑戦だけど大丈夫か、自分がもし大失敗したら

このあと私もやってみたいと思う女の子のチャンスがなくなってしまうかもしれない

とも思っていました。

 

結果的には個人的な課題山積みで終わったな、という反省しかないシーズンだったのですが、

皆さんの手拍子が響き、太鼓も増え、どうやったら選手たちを後押しできるか

一緒に積み上げていけてる気が勝手にしていて、そんな皆さんと応援できるのはとても楽しかったです。

そして最終節「國領浩子でした」と言った時、皆さんからの大きな拍手をいただいて、

挑戦してよかったなと心から思いました。

 

WEリーグ誕生と一緒に生まれた課題の中には、挑戦してみて初めて生まれたものもあると思います。

それに気づけた1年目をどうやってさらに2年目で良くしていくか。

私はまだ来年度どうなるのか分かりませんが、1年目に関わったからには

どの立場で居ようとも考えていかなければいけないと思います。


一緒に応援してくださったサポーターの方々

こんな素敵な機会を私にくださった大宮アルディージャの方々

そして駄目駄目な私を支えてくださった場内スタッフの方々

本当にありがとうございました。

 

 

来シーズンもまた皆んなで盛り上げていきましょう!!

 



 

國領浩子