「妖怪博物館」は、赤字の収支? | 吉岡広小路情熱日記「新しい風」

「妖怪博物館」は、赤字の収支?

建設工事入札も不落!

 
今日から三次市議会は、一般質問。
私もトップバッターで質問したが、三次市当局の緊張感のなさばかりを感じた。
内容的には、昨日も質問要旨をブログに掲載したが、市立三次中央病院の医師・職員の勤務中の職務のあり方、指導=勤務中に職務放棄し、個人の活動を行っていた医師への指導の在り方や、資質の高い医師の確保などの質問、そして公共施設の市役所支所を含む施設の統廃合の進捗、「妖怪博物館」建設の見直しなどについて問い質した。
 
「妖怪博物館」に関しては、9月5日、市があまり準備もしないで建築主体工事の入札を強行したからなのか、市内のわずか2社の建築業者の参加のもとで、6回入札を行ったが金額が予定金額に達せず(低すぎて)、不落になった。
これで設計自体を変更して事業を縮小するか、あるいは補正予算を組んで事業費を上げて対応するかという何とも締まりのない事業になってきた。
 
今日の収支計画の見直しの質問にしても、大多数の市民が赤字の収支計画に疑問を持っているにもかかわらず、その内容を変えようという意識はなく、職員の配置人数や人件費すら明らかにされない。
副市長の答弁などまさに役人の答弁の典型で、決して自分は責任を取らない、だから答弁も責任ある言葉は発言しない。
役人の鏡のような答弁なのである。
 
でもこれでは人の心は動かせない、誰もやる気のある人などいない三次市役所の体質が浮かび上がってきた。
 
今日は9月11日、アメリカの同時多発テロが起こった日である。
月日がたてば人間はいろいろなことを忘れてしまいがちだが、「妖怪博物化」がもたらす赤字や負債は、悔やんでも悔やみきれないことになりそうだ。