『やめられない とまらない』 | 吉岡広小路情熱日記「新しい風」

『やめられない とまらない』

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広島生まれの「かっぱえびせん」。


今日の午後からは強い雨も降ったが、午前中は何とか雨も降らず各地域で様々なイベントが開催された。

毎年恒例ではあるが、神杉地域では「第12回 神杉大田植」が行われ、地域外からも多くの人が来ておられた。

地元の自治連合会や実行委員会の主催であるが、小学校の子どもたちから老若男女、多くの人たちがこのイベントに関わって参加されていることに敬服する。

練習や準備も大変であるし、毎年続けていくのは思っている以上に難しいはずであるが、最近はこうした伝統的な行事がなくなっているだけに、貴重である。


山家町にある慈照園・ビハーラ花の里病院の高齢者福祉・医療施設のグループでは、やはり毎年恒例の「菖蒲祭り」も昨日から行われていた。

園内の高齢者の皆さんへの娯楽提供という意味もあろうが、地域の皆さんも多く来園され、ステージやバザーを行われ賑わっていた。


午後からは、カルビー株式会社の元代表取締役社長、現在同社の相談役である松尾雅彦氏の講演を聞かせて頂いた。

「明日の農業を語る。」と題しての講演であったが、自身の会社「カルビー(株)」の「かっぱえびせん」や「ポテトチップ」などの販売を振り返りながら、経営という側面からの日本の農業の根本的な改革の提言を聞いた。

安い海外からの農作物ではなく、契約農家から質の高い馬鈴薯を2倍の価格で購入し、製品価格は30%安くする。

相場変動や為替も関係なく、リスクは気象変動という最低限に抑え、大量販売によって全体的なコスト減に結び付ける戦略である。

「かっぱえびせん」という良い商品を売ることによって、会社と生産者の利益共有を果たしたことが成功の秘訣であるという。


本当は国の農業政策を忠実に実行する地方行政ではなくて、地方が独自の農地利用、もうかる農業を展開していく必要がある。

一貫して言われていたことは、10年先、20年先のビジョンを示すことの大切さである。