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コラーゲンって何だろう?女性に人気のお肌に良い成分!でもそれだけではありません。コラーゲンは私たちの体の中に一番たくさん含まれているタンパク質の一種で体内たんぱく質の30~40%、特に皮膚には70%を占めるそうです。また、骨・関節の軟骨・筋肉・歯・歯ぐき・目や脳・血管etc、あらゆる部分での重要な働きをしています。コラーゲンをしっかり取れば美しく若さを保つだけでなく、関節等の痛みをやわらげ、血管を強くし、脳の老化やガン予防・アレルギーにも効果があると言われます。
 成人の一日に必要なコラーゲンは3~10g、消費されるのは2gとのデータもあります。食べ物でコラーゲンを摂るとしたら、骨付きの肉や魚をしっかり煮込んで汁ごといっぱい・・・、フカヒレ・すっぽんなどなどとても大変です。
 そこで私はケーキ用食材のゼラチンでコラーゲンを日々摂ることにしました。ゼラチンのコラーゲンは87%と純度が高く、ビタミンCや鉄分と共に食べるとより高い効果が得られるそうです。毎日10g、大さじ1杯のゼラチンをコーヒーやみそ汁にふり入れて食べるのもおすすめですが、やや臭く美味しくありません。
 今回の2品のように一度水にふり入れてふやかし、しっかり溶かして料理を固めてサラダや小鉢に。ジュースを固めておやつとして毎日続けて食べやすく考えてみました。
 私はぬり薬では治らなかった手の荒れも早く治せたように思います。そしてまた残念なことに、市販のゼリー類は大半アガー(海藻)で出来ています。皆さんコラーゲンを摂るならぜひ自分で作って毎日食べ続けて少しでも若く美しく元気でお過ごしください。 
 
 
★★★かれいの煮こごり風★★★
カラスガレイ(冷凍)・・・2切れ
オクラ・・・8~10本
しめじ・・・70g
人参・・・20g→短冊切り
細切り生姜・・・少々
A・・・だし300cc、濃口大s3、みりん大s3
B・・・粉ゼラチン10g(大s1)、水75cc(大s5)
 
①Bの粉ゼラチンを水にふり入れ20分以上おく。
②オクラは塩もみした後、色よく茹で水にとって冷やし2mm厚さに切る。ほぐしたしめじ、人参も茹でておく。
③鍋にAを合わせ、煮立ててからカラスガレイを入れて5分程煮込む。
④③を少々冷まし、余分な骨を取り、再び火にかけ沸とうすれば①を加えて火に止めてしっかり溶かし荒熱をとる。
⑤流し缶に④を流し入れ、②と生姜を加え、冷蔵庫で冷やし固める。
⑥固まれば缶より出し、食べやすく切り、好みでワサビや柚子こしょう等でいただく。
 
【一口メモ】
海底に住む白身魚にもコラーゲンが多く含まれますが、更にゼラチンをプラスしておかずゼリーを作ります。そうめんや胡瓜、トマトなど色々あるものでお作りください。味がついていますがポン酢も美味ですヨ。
 
 
★★★ジュースで簡単ゼリー★★★
果汁100%ジュース(紙パック)1ℓ
さとう大s3~5(減らしてもOK)
あれば好みの洋酒(コアントロー等リキュール)大s1
A・・・粉ゼラチン30g大s3、水100cc
 
①金属性のボールなどにAの水を入れ、ゼラチンをふり入れて20分以上おく。
②紙パックを上手にあけて、2/3のジュースをボール等に入れ、さとうや洋酒を混ぜる。
③①を湯せんにかけて溶かし、熱い内に残りのジュースを入れて手早く混ぜ合わせてから②に加えて混ぜる。
④③を紙パックと器に入れて冷蔵庫でひやし固める。
 
【一口メモ】
湯せんにかけたゼラチン液は濃度が強いまま冷たいものと合わせると糸状に固まったりして失敗しやすいです。上記の手順で手早く作りましょう。紙パックのままだと場所を取らず常食出来ます。また、ゼラチンは5度以下でないと固まりません。ご注意下さい。