Hiroko' Elegant Manners Lesson
主宰の佐藤浩子です
マナーコラムでは私自身が
常日頃に心がけていることや
素敵だなと感じたこと
得た気づきを記載しております
どなたかのお役に立てることが
ありましたら幸いです
出先でのこと。
ご年配の方が
階段の最後の数段を
上手く降りられずに
困っていらっしゃいました。
すかさず
「どうぞ」
と、手を差し伸べました。
少しですが
過去の病院勤務経験から
歩行介助を知っていました。
「手を貸す」
というと
「手のひら」を出すイメージですが
実際には
「腕」を差し出します。
肘(ヒジ)を張る感じで曲げて
前腕の肘付近に
手を置いてもらうと
上下にブレずに安定するので
安心していただけます。
私が腕を差し出すと
おばあちゃまは
ずっと怖かったようで
グッと腕を掴まれました。
ほんの2段のこととはいえ
体重がかかるので
けっこう堪えるのが大変です
そのあと1時間くらいは
少々腕が痛くなりましたが
(元々の関節が弱いため)
やり方を教わっていたお陰で
ささやかでも
お手伝いが出来たことを
嬉しく思いました。
手のひらでは
体重に耐えられないことも
あると思いますので
よろしければ
少しお留置きください