皆さんはマナーってどんなイメージをお持ちですか?一通りのことは教育や躾を受けているはずなのにって思いません?

正直、私も迷うときが出てきます。本当に良いことなのかな?必要なことなのかな?って。

最近と過去にも一度、意義について悩んだとき、それぞれ別の友人ですが、私がアシスタントに成り立ての頃に書いた日記の話をしてくれました。

自分では覚えているつもりなのに、意外とあたりまえになると、初心を忘れてはいけないと知っているのに、忘れがちなんですよね。

ルールや作法は、学生時代から好きで、本でいくらでも知識がありました。それでも得られなかったものは心の自信です。

自信を持ちなよ!って、よく簡単に言われますが、自信を持つって決して楽なことではないですよね。人頼りでなく自らの判断もいるし行動をしてゆくことは結果も自分に返るから怖いことです。

でも、自信を持つから、人に対して思いやりが持てるようになりますし、人に対して大丈夫ですよ!って笑顔で接することが出来るようになります。

だって、自分が乗り越えたという根拠があるから。自信を持つに至るまでには、大変なことも不安なことも知っているから、優しくも出来る。

私は、誰よりも姿勢矯正に時間がかかりました。声も小さかったし人前で震えてしまうほどでした。

だから、誰よりも気持ちがわかるし、努力すれば望めば変わってゆけることも知っています。

それが、一番の私の伝えて行きたいことなんですよね!!

答えはとてもシンプルです。

思い出させてくれたお友達に心から感謝しています。


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(7年前の日記です)
時々ですが、テーブルマナー講座などのお手伝いをさせて頂いています。

先日はブライダル関係者向けの講座のお手伝いをさせて頂きました。雑用の他に、姿勢の取り方や、椅子の座り方、新郎新婦の立ち居振る舞いなどのアドバイスをしたりもします。

お手伝いに入ると、プレッシャーも大きいけど、背すじが伸びて気持ちよく、普段の生活からちゃんとしなくちゃ!って思います。

「すべてのものを失くしても自分自身は最後に残る。だからこそもっとも大切な財産と考えて、磨き続けてほしい。」

仕事もプライベートもバタバタ続きでしたが、意外と弱くない自分がいます。姿勢を正すことを徹底的に学んだから、下を向かなくなったと思う。

先生の言葉通り、何かを失くしても残る自分自身の「自信」を創ってくれている要素の一つになっている気がする。

これからも色々あると思うけど、いつでも自信の持てる自分でいられるように努力したい。