兼六園の桜は見頃を一週間程過ぎてしまいましたが、花びらがひらひらと舞う姿は、それはそれは優美でした。
【ふじ井】の「加賀友禅」のようにきれいです。
ちなみにこちらは、山田まりやさんも取材に訪れた際にお召しになったそうです。
帯と鞄も桜柄で合わせていただきました。
お着物を着ると心身ともに引き締まる気がして大好きです。
(着付の先生にお教えいただいたポイントの、襟合わせと帯がやや下がってしまいましたが、ご愛嬌で・・・)
この日の兼六園は、お着物の方が珍しかったようで、海外からのご旅行客の方とすれ違うたびにお写真をお願いされました。私たちも観光客だけれど、逆の立場だったら・・・と思いお受けしておりましたら、あっという間に30分近く経過してしまい、慌てて園内を散策です。
【眺望】のあたりで、キャノンクラブに所属されていらっしゃる方から、撮影協力のお声掛けをいただきました。
ブログアップはしておりませんが、桜シャワーの元で、とてもきれいに撮って下さって良い記念となりました。
一番上の画像はその時の背景のお写真で、私たちのお写真と一緒に送って下さいました。ありがとうございます。
【加賀友禅の特色】
写実的な草花模様を中心とした絵画調。華麗な図案調の京友禅と比べると、その武家風の落ち着きのある趣がよくわかります。また、五彩と言われる「藍、臙脂、黄土、草、古代紫」を基調とする紅系統を生かした多彩調です。
私が感じたこととしては、確かに京友禅のような華麗さはないけれど、五彩の放つ影響か、屋外での馴染みよい美しさを強く感じました。優美という表現がしっくりとくる気がいたします。
こちらは、兼六園近くの加賀友禅伝統産業会館にて体験することができます。
加賀友禅伝統産業会館
http://www.kagayuzen.or.jp/kaikan2.html
兼六園