恋愛は、幸せな記憶より悲しい記憶のほうが鮮明に残る気がした。


「幻の日々」    奥華子

答えはいつも君の中で

僕はその中で泳ぎ続けた

そうさ君は眩い光で

燃え尽きることなく輝く

なぜにそんな嘘をつけるの?

なぜにそんな笑顔ができる?

どこまで僕を傷つければ

君の心は満たされるの?

君などいらない

二度と顔も見たくないんだ

愛などいらない

これが愛という日々ならば

失う事は怖いことで

でも僕は初めから何も持ってなかった

一人で僕は何をしてたの?

僕はみんなの笑い者さ

どこまで君を責め続ければ

僕の心は救われるの?

君など汚い

どこか遠くへ行ってしまえ

君には見せない涙は

僕のものだよ

僕は今本当に怖くて仕方ないんだ

もう誰も信じられなくなりそうで

夢見て夢見て

ずっと眠り続けたい

そしたら君がいない明日はもう来ないんだね