試合が始まる約4時間前、スタジアムに着くと、そこにはすでに長い長〜い列!
この日、アナハイムの気温は38度。
開幕戦なので、私は、暑くても長袖の襟付きのジャケットを着ています。
セキュリティを通って、スタジアムの中に入りますが、待つこと約1時間。
これだけ多くのメディアが集まるのは、大谷選手の注目度がどれだけ高いかを物語っています。
昨年の世界を魅了したパフォーマンス、そして、この日の
ヒューストンアストロズとの開幕戦では、”開幕投手で1番打者”、これは史上初のことです。
また今シーズンから、途中で降板した後も打線に残る”大谷ルール”が適用されます。まさに新たな歴史を作る日です。
この暑い中、長い行列に並びながら、昨年の大谷選手の圧巻のプレー、観客からの大きなMVPコールが、蘇ってきます。
ワクワクすると同時に、私自身は、時間通りに全てをこなせるか、見逃さないで聞き逃さないでいられるか、緊張が半端ない状態です。
私の前にいる赤いジャケットの女性は、バリースポーツ・ウエストのエリカさん、今季からエンゼルスのリポーターを務め、
中継をご覧になっている方々は、みなさん、おなじみの存在ですよね。何度も大谷選手のヒーローインタビューもされていますね。
たまたまエリカさんの後ろに並びました。声かけてみようか、どうしようか、、、と思っていたところ、後ろを振り返ったエリカさんは、
目が合った瞬間に、スーパー笑顔!めちゃくちゃ感じいい〜
なんとなく、ホッとして、一瞬、気持ちが解れたような気がしました。
ところで、エリカさんも、この行列に並ぶ必要があるのかな?
そんな時に、広報のグレースさんが、エリカさんを『こっちこっち』と呼びました。