短期金利と長期金利
FXをやっていると、定期的に各国の中央銀行(日銀、FRB、ECBなどが)よく政策金利の発表をすると思います。現時点の日本なら0.1%、アメリカなら0.2%、ECBなら1.5% それが短期金利というものです。その短期金利をコントロールすることで中央銀行は物価、株、景気の強さをコントロールしてます。日本の短期金利は、無担保コール翌日物、アメリカの場合はFFレートとよんでおり、中央銀行が操作してる金利なのですね。
これに対し、長期金利は償還期間(返還期間)1年より長いものを長期金利と呼びます。おもに国債の利回りなどをさすことが多いのです。国債市場は市場で売買されて価格が常に変動してますから、長期金利は市場が決めるものです。国債市場がきめるので中央銀行のコントロールがききにくいです。
もし 日本が破綻するという噂がながれると国債がいっせいに市場で売られうるたえ大暴落し、国債価格がやすくなり、逆に金利が高くなります。長期金利が急激に上昇するのです。金利が高くなれば国債をほしがる人が増えてきますが、このときに金利が高くても国債をかってくれない=怖いと思う人が多かったらさらに国債価格が下がり、さらに金利があがっていくのです。
最近 国債が暴落してる国がありますよね?
ギリシャ!ですね。
↑これがギリシャの国債の利回り=長期金利です。
去年から今年にかけてすごい上昇してるでしょ?
直近はギリシャの救済策などで金利が下落してます。
なので、信用が回復したということでユーロが買われてます。
よくギリシャの国債の利回りが上昇し、ユーロが下落しているのをニュースで聞くと思います。これは国債の信用がなくなって金利が上昇しているので 破たんするのではないか?という懸念からユーロが売られるのですね。だから長期金利と為替は密接に関連性があるのです。FXトレーダはチェックするべきです。
なので、国債利回り=長期金利は常にチェックしてるといいですね。逆に短期金利は政策金利の発表たびに中央銀行が変更していくもので、ころころ変動はしませんが、もし変動=政策金利を変更してくると為替の値動きも高い金利を狙った買いなどへの資金シフトなど 値動きが変わってきますので、短期金利発表、中央銀行の声明などにはしっかり目を通していくのも大切です。