みなさんこんばんは
雨、雨、雨の北イタリアよりお送りしています
寒さも厳しく感じられます今日は外気温マイナス何度だろう
またカモミッラ(カモミールティー)を飲みながら記事を書いています
さてさて
昨日、雪が降り始めていましたが
途中で雨に変わり 隣の隣の隣の町のトラットリアへ行くことができました
ワインの丘の麓にあるこのちいさなトラットリアは
気取らない、地元の食材を使ってくる人に振舞ってくれる、わきあいあいとした場所。
パドローネ(店主)のジュゼッペはまだアラフォーの若店主
来てくださるお客様ひとりひとりのターボラ(テーブル)を回って
「最近調子どう?」と気軽に話しかけてくれるその人柄が素敵です
私達はこのトラットリアに通ってもう5年目、6年目
紙に書いたようなメニューは一切無くって、
口頭でその日のメニューをぺらぺらぺら~ノ~と話すジュゼッペ
イタリア語が出来なかった結婚当初は
「何があるのかさっぱりわからん」と 旦那サマを捕まえて一つづ何のメニューなのか
説明してもらってました。
今はもうありがたいことに一人で理解できるので
私も旦那サマもお気軽~
この猛烈に速い本日のメニューの一覧発表会(各テーブルをジュゼッペが回って暗記しているメニューリストを
読み上げるんです)
で私達はジュゼッペのオススメを聞きながらチョイス
ワインも地元のとても美味しい赤ワインで 乾杯
旦那サマが何に乾杯したかは・・内緒にしておきます
バスケットに盛られたPaneパンも固くてしっかりした麦の味がして
本当に美味しいイタリアパン
グリッスィーニはトリネーゼでカリカリの細くて軽いものを
前菜アンティパスト ミストが運ばれてきますよ
北イタリアのリストランテでは外せない プロシュット、サラーメ、の盛り合わせ
昨日はクラッテッロもあって本当に美味しかった
塩なしの上のパンと合うんです キケンキケン・・
そしてポルチーニのオイル着け コリコリしていてとても美味しいんです
まだまだありますアンティパスト、タッキーノとバルサミコ酢でマリネしたもの
スモークサーモン
トルティーノにサルサがかかっていてとてもおいしいです
ここでもうすでにおなかいっぱい
いえいえ、まだまだ行きますよ~
私達が選んだプリーモ(第一のお皿でパスタ、リゾット、ズッパ(スープ)などを指します)は
2人注文からだけ受けてくれる、黒トリュフのリゾット
ここのリゾットは最高に美味しいんです リゾットはコツがありますから、間違えるとドロドロ~な感じで
〆のないお味になってしまいます
タルトゥッフォ ネーロ(黒トリュフ)は タルトゥッフォ ビアンコ(白トリュフ)に比べて香りが強くなく
お値段も白トリュフに比べるとお手ごろです。
めちゃくちゃ美味しいリゾットでした
ジュゼッペがテーブルを回ってきます。
「セコンドどうする~ いけそう ちなみに今日のセコンドはペラペラペラペラ~な感じで取り揃えてるよ~」
うううう、これを聞いてしまうとパスするとは言いがたい・・あまりに美味しそうすぎてパスできないのだ。
旦那サマと目が合い 「ファッチャーモ メタ(半分こする?)」と私が提案してみたら
おおお!そうしようそうしよう、とスグ合意
私達が選んだのはフィレ肉の緑胡椒のソテー
付け合せ(コントルノ)のパタータもほっくほくに仕上がっていて
そしてまたジュゼッペが回ってきます
「ドルチェどうする~いけそう ちなみに今日のドルチェはペラペラペラ~な感じで5種類あるけど
どうする」
うーーーーん ここのパンナコッタを外せるわけがない
ここのパンナコッタはめっちゃ美味しいんですよ
また旦那サマと半分こで。
食べ過ぎた~
ま、新年会ということでいいでしょういいでしょう、と勝手に納得させる私達。
最後はカッフェ
でもデッカフェイナートで。
カフェインなしのカッフェもとても美味しいですよ
いつもならここで食後酒のグラッパとかリモンチェッロを
ジュゼッペが持ってきてくれるんですが
今日はもうギブアップということで
ここでお食事はおしまいです
みなさん写真を楽しんでいただけましたでしょうか
日曜ですね
ゆっくりお休みくださいね
心を込めてこのブログを読んでくださったあなた様へ・・
Hiroko