こうしておなかも体もあったまった私達は、
またドゥオモのみえるヴィットリア広場に歩いて戻ってきました。
残念ならがドゥオモのクーポラは定期的に行われる手直し中で皆さまには
ご覧いただけませんが、
私の住む街はローマ帝国時代からの歴史のある古い古い街で
このドゥオモ前の広場も
中世からずーっと人々を見守ってきた広場です。
さあ、広場前から出ているものは
私がどうしても 乗りたかったものは
そう トレニーノ
今までは仕事仕事仕事で豊かな歴史のある私の第2の故郷であるこの街を
こうして夫婦で改めて歩いて回ることができませんでした。
日本に帰国する前に、
一度このトレニーノ(イタリア語でちっさな列車)に乗ってみたかったんだよね~
ちらりと旦那サマを見る
「乗ろか~」
「えっ乗るの」
そりゃあ恥ずかしいでしょう・・誰も乗ってないんですから・・
それに街中の人に見られるしね~
「おじさん、チケット2枚ください」
おお男らしいね
ということで、
おばあさんと私達夫婦3人だけを乗せたトレニーノは
出発
この小さなトレニーノは観光用に作られたものなんですが我が街を一周して
運転手のおじさんがイタリア語のみですが歴史の説明もしてくれます
↓ 角を曲がると~
イタリアの冬の名物 焼き栗も売ってるよ~
北イタリアの出店は「へい!らっしゃいらっしゃい」なんて一切言わないけど
日本にこの秋帰国したとき、高速道路のドライブインで 天津甘栗の出店のおにいちゃんが
栗をむいて「どうぞ~味見してって~」とあったかな炒り立ての栗を
差し出してくれたのを思い出します。
なんだかすっごく嬉しかった。
近くのイズミヤスーパーでも、おじちゃんが「どうぞ~味見してって」と母と私に差し出してくれた
爪楊枝に刺さったはんぺんも嬉しかった。
押し売りをする気が全然なくてその人がうちのはほんと美味しいから食べてって
と言ってくれるその気持ちに
すごく感動する。
話しがそれてしまいましたがっ
そのドライブインの天津甘栗の出店前を通ったとき、
私は旦那サマの超大好物の天津甘栗をまた彼が買うと言い出すのではないかと
(旦那サマは毎日一袋天津甘栗を日本でこの秋食べてました 超がつく栗好き)
出先では食べないだろう~と、その出店から距離を置いていたのに~ィィ
と思いつつ買う気のなかったその勧められた栗を食べてみた私と旦那サマ・・とってもおいし~のです
その後・・私はお手洗いへ行き、旦那サマを遠くに発見した私は・・
彼が嬉しそうに天津甘栗の赤い袋を
胸に抱えていたことを
見逃さなかった
また栗か~ すっきやな~
その後、車の中で一生懸命栗の皮を剥いて、
「オカアサン、どうぞ」
「オトウサン、どうですか」
そして自分もパクっ
おーい 私にも~っ(爆)
ほんっと栗好きなイタリア人の旦那サマを持ったものです
ちなみにイタリアの焼き栗はあまり好きではないそうです。(天津甘栗の方が小さくて食べやすく甘いから)
京都のように、たくさんの路地があるイタリアの通り。
クリスマスのイルミネーションの通り専用の電灯飾りがまだ見えますね。
そう思うのでした
今日の夜は久々に私達がよく行く 隣の隣の隣の町の小さなトラットリアへ行く予定なんです
そのために旦那サマはその時間の分をと
懸命に国立大学後期の試験勉強をしてます
だけど~雨が雪に変わってきたみたいで、出かけられるかなぁ
とても安くて美味しいトラットリアなので
なかなか予約が取れない やっと取れたのにな~
久し振りのトラットリア~
また行ったら写真をUPしますね
Buon Weekend a tutti
Hiroko