星の砂 | とあるニッポン人の日常

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気仙沼の唄うたい hilokoのブログ

あの浜の星の砂

  woo ahh- woo ahhh-

紫色の雲がやってきた

 とてもキレイな空だった

 それは嵐を連れてきて

 うねる波は小さな町をのみこんだ

 
   星は残らず海に落ちて

   音の消えた 月の下へ

   白く舞う 雪の中で
 
   目を閉じて 朝を待っていた


 ぽかぽかお日様が生まれる頃
 
 星は打ち上げられて 星の砂となった

 浜辺を彩る その砂は 

 ぼくらに幸せ 招くだろう

  

    幼い頃に遊んだ浜辺
 
    記憶の奥にかくれてく

    小さなビンにつめこんだ

    星の砂 今 風の中へ



 夜が来る前に 空へと舞い
 
 砂は星となり 僕らを照らしてる
 
 キラキラ輝く その光 

それはあの浜の星の砂

 
今夜もやさしく 照らしてる

 見上げればそこにある

 消えないよ あの浜の砂