あの浜の星の砂
woo ahh- woo ahhh-
紫色の雲がやってきた
とてもキレイな空だった
それは嵐を連れてきて
うねる波は小さな町をのみこんだ
星は残らず海に落ちて
音の消えた 月の下へ
白く舞う 雪の中で
目を閉じて 朝を待っていた
ぽかぽかお日様が生まれる頃
星は打ち上げられて 星の砂となった
浜辺を彩る その砂は
ぼくらに幸せ 招くだろう
幼い頃に遊んだ浜辺
記憶の奥にかくれてく
小さなビンにつめこんだ
星の砂 今 風の中へ
夜が来る前に 空へと舞い
砂は星となり 僕らを照らしてる
キラキラ輝く その光
それはあの浜の星の砂
今夜もやさしく 照らしてる
見上げればそこにある
消えないよ あの浜の砂