これまで、何度も何度も私を助けてくれた
魔法の「お薬」

それは、「医療関係者の言葉」です。
それによって得られる心の平穏、安心感、精神的安定。どんな高価な薬よりも効果があります。






実は今朝起きてみたら、
体の所々に赤い発疹がまたもや出てきちゃったのです(°_°)

晴れやかな心を一瞬で破壊し、恐怖と不安に落としていく…

せっかく今まで何も起こらず、4日前にステロイドを5mgから0にしたのに。。。

そう思いながらも、
出国前にしつこいほどまでに主治医たちに万が一のための心得と対処法を教えてもらって良かったなぁっと。さらには、英語の診断書も書いてもらっています。万全の準備は大事ですね!

とりあえず、言われた通りに
ステロイド軟膏を塗って様子見です。

しかし、一向にかゆみは収まらず、赤い発疹も引く気配なく…
あえなく予備のステロイドを10mg飲むことにしました。
せっかくのゼロになったのに、再開です(。-_-。)

と同時に、今日からロンドンにちょうど向かう予定だったため、
在英日本大使館のホームページから、ロンドンでの日本語対応病院を探し、
海外保険のデスクに電話をして、
ロンドンに着くやいなや、そのまま病院に向かいました。


そのロンドンに向かう列車中も、
日本の主治医たちに連絡をし…
本当に、本当に、夜遅くにすみません。ありがとうございます!
それだけでも、どれほど心の「薬」になっていたか!



病院につくころには、ステロイド10mg飲んだのにもかかわらず、朝の発疹よりもひどくなっていました。しかも全身に広がっていたのです。

今から考えると、ただの皮膚症状なので、そこまでたいしたことは無いはずなのに…
今までの薬疹に対する恐怖が連動し、かなり動揺してました。


診察室に呼ばれ、
今までのややこしすぎるほどの病状と経緯を説明し、英語で書かれた診断書を見せました。

薬疹の経過からかなりすぎたこともあり、いろんな原因もあるだろうし、
一概にこの発疹の原因は何なのかは断定できません。多分この時点ではどの医師も断定できないだろう。と。
しかし、1番の考えられる原因として
何かのアレルギーでは無いかと。私の話より、多分日光アレルギーが1番可能性として高いのかなって。

実はこのややこしい体は、2つの困る・信じられないアレルギーを持っていたのです。(笑)
ひとつはアルコールアレルギー。
もうひとつは、日光アレルギー(笑)(日本だと大丈夫だけれど、赤道直下等の紫外線が強いところだと、少し当たっただけで、体にかゆみを伴う発疹が出たことが何度かあります。)
アレルギーは突然ひどくなったりするので、その日光アレルギーが1番可能性として高いのでは無いだろうかと。

とりあえず、ステロイドはどのみち足りないので、処方してもらいました。
あとは、ステロイド10mgを飲みつつ、しばらく観察することに。
それでもひどくなるのなら、明日以降もう一度診てもらうことに。
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イギリスのステロイドって、白色なんですね(°_°)


あと、「10mg飲んでも良くならないし酷くなっている」の原因としては、発疹の出始め6〜12時間はやはり勢いがあるため、薬を飲んでもその薬の薬効よりも勝ってしまうからだと言われました!

わたしの疑問ひとつひとつに、とっても親切に対応してくださった先生、診察を終えたあと、どれほど心の不安が解消され、安心したことか!

余談ですが、
先生が診察中、わたしが話した今までの経緯と診断書を見て、
「今までよく頑張ったね。」とかけてくださった一言、なんだか泣きそうになりました(笑)


もしかしたら、ステロイドの予備をいっぱい持っていたら、病院に行かなくても大体対処できたのかもしれません。
しかし、やはりその医師との「対話」や、親身になって「医療」してもらったことによる精神的に得られる安心感。
これもひとつの、そして最も大事な「薬」だなって。



思い出せば、
今まで、どれほどその「対話」という「薬」で救われてきたかしれません。
やはり、人と人との「医療」なんだな。と。
なぜかロンドンの地で深く再確認したのでした。