いってきました!勉強会に~

それも友人と母の協力があって行くことができました、ありがとうございます。

前回のブログでも言ったように、今回の内容はペシャワール会についてです。

本当に深く考えさせられた1時間半でした。

アフガニスタンといえば、タリバン政経、テロなどマイナスにしか思わない人が大半いると思います。
また、アフガンにおいての問題として、戦争や空爆や難民が出てきても、誰か問題として干ばつが出てくるのだろうか。
戦争で難民になっているばかりじゃないのです。干ばつという自然災害によって難民になっている人々もたくさんいます。

こういう点で、無知って本当に何よりも恐ろしいものだと感じます。

中村医師は医師でありながら、灌漑水利事業もやっている。綺麗な水があれば、大抵の病気は防げる。
たしかに、我々大国がいくら抗生物質などの薬をばらまいても、根本は治らない。まずは病原菌である飲み水や住む環境自体を変えなくてはいけない。
中村医師は人々の手当てだけじゃなく、大地の手当てをしている。
せっかく救った命も、干ばつによる飢餓で亡くなっては意味がない。
中村医師は物事の本質を見極め、確かに一時しのぎで救う命もあるが、彼がやっていることは根本から救って行くこと。

もう一つ再び思い起こされた思いがあります。
私たち日本にすんでいる恵まれた人々は、飢餓に怯えたことはあるのだろうか。綺麗な水に困ったことはあるのだろうか。
同じ地球に生まれながらも、こうも違う。
彼らがもし、ガンになったからといって、私のように治療できるのだろうか。
まず、明日食べるものにさえ悩んでいるのに、治療なんか出来るはずがない。
少なくとも、私は自分が置かれた状況を知って、対策もしっていて、自分の命に限りがあるかもしれないことがわかっている。
けれど、彼らはそれ以上に、苦しい状況にある。薬はおろか、食べ物も飲み水もない。それでも、一生懸命生きている。テレビで難民キャンプでの子供の無邪気な笑顔を見ると、なぜあんなにも心に響くのだろうか。
無邪気な笑顔があんなにもキラキラと光り輝くのは、私たちが彼らの置かれている影をしっているから。影が深ければ深いほど、光り輝く。眩しいのです。

彼らに比べると、私ってなんて恵まれているのだろうか!
少なくとも食べ物も飲み水も心配ない。
暖かい服だって着ることができている。

自分が今ある幸せに目を向けることは難しいけれど、本当にたくさんの幸せが私たちの周りに溢れています。

私は今、とても幸せです。
どんなに辛くても、だって私はまだ今生きているんだもの。
生きているという実感。
それだけで私は本当に幸せな気持ちになります。

この勉強会を通じ、改めて自分がどれほど恵まれているのかを実感しました。
それだけじゃなく、アフガンへの無知を打破する第一歩も踏み出すことができました。

今すぐ何か行動できなくても、まずは知ることから。受け入れることから。
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