キム･ソヒョン、リュ･ドックァン、パク・フン、アン・ジホ
全16話
原題：아무도 모른다
韓国放送：2020年3月〜（SBS）
平均視聴率：8.34%
最高視聴率：11.4%（最終話）
◾️相関図
◾️ストーリー
ソウル地方警察庁のチャ･ヨンジン（キム･ソヒョン）は実績のみで警部に上り詰めた有能な刑事だ。彼女が捜査を担当している聖痕殺人事件は、19年前に8人目の被害者が発見されてからは新たな被害が発生していないために捜査は打ち切られようとしている。そんな中、ヨンジンだけが事件に執着するのには理由があった。実は彼女は8人目の被害者と高校時代の親友だったのだ。事件の捜査に打ち込む孤独なヨンジンには、唯一友達と呼べるコ･ウノ（アン･ジホ）という少年がいる。ヨンジンが突き止めた真犯人が投身自殺を図ったことで事件の真相が闇に入りかけた時、ウノがホテルの屋上から墜落する事故が起きる。ホテルのオーナーであるペク･サンホ（パク･フン）の取り計らいでウノは助かるが、事故ではなく事件だと判断したヨンジンはウノの担任イ･ソヌ（リュ･ドックァン）の協力を得てウノの事件を探り始めることに。そこには誰も知らない事実が隠されていた。（BS12）
前評判が良かったような微かな記憶と
リュ･ドックァンも出てるし〜くらいな
薄い期待感で見始めたんですけどね
見始めたらぐいぐい引き込まれて
２日で一気見しちゃうほど
楽しめてしまいました
ソヒョンさんの迫力の演技と
魅力的な役どころに加えて
アンジホくん演じるコ・ウノの
愛おしさが半端なく♡
この２人の関係性と人物像が
すごーく良かったです
内容的にはミステリーサスペンスで
親友を殺した連続猟奇殺人犯を
捕まえることだけに人生をかけている
ソヒョンさん扮するヨンジンが
息苦しいほど終始ピリピリしていて
重苦しい雰囲気なんですけど…
そんな中でウノがとにかく温かくて
自分も不幸な境遇なのに
ありえないほど純粋で良い子で
結果的にはウノの優しさと良心
そしてまっすぐな賢さが
ヨンジンや友たちを救うんですよね
優しいが故に不運に巻き込まれて
命の危機にさらされたりもするのに
若干1４歳だったか？の中学生とは
到底思えないような
出木杉くんな行動の連続には
もう何度感心したことか！
明るい性格なわけでもなく
ぬぼーっと？少しおどおどした？
雰囲気なんだけど
芯の強さと正義感もあり
純朴な笑顔はたまらなく可愛いし
若干オーバーアクション気味な？
面々の中で
抑えた感じの演技も良かったし
もうね、私の中では
「コ・ウノあってのドラマ」と言っても
過言ではないくらい
見始めてからポスターを見て
先頭を歩いていた(ボケてる)のは
ウノくんだったんだ〜って
嬉しくなったり、納得したり♡
たまーにジョンソクくんに似てる？
って思ったりもしたし（違う？）
アン・ジホくん
今後は注目しちゃうかも〜
もちろんソヒョンさんあっての
コ・ウノでしたけどね
ソヒョンさんは意外にも
これが初主演作だったとか？
『SKYキャッスル』での怪演は
あまりに強烈で恐過ぎたけど
今回の役は素敵でした
このシーンでは泣かされたし
アクションにもびっくり
細い体で巨体のテウォンソクさんと
１対１で戦って
まさかの勝利とは強過ぎ〜
ソヒョンさんの高校時代を演じた
セロンちゃんは
ソヒョンさんに寄せるために
メイク濃い目だったのか？
もう高校生には見えないなってくらい
大人な雰囲気でしたね
ミステリー部分については
いかにも悪っぽい人たちが
本当に犯人なのか？
意外な人が犯人なのか？と
振り動かされた割には
「やっぱり？」な展開でしたけど
犯人が誰かってことより
どうして犯人が悪魔になったのか
そっちの方が
伝えたかったことなのかも
子供の時に不運によって
悪い大人に出会ってしまったことで
誤った道に進んでしまった人間と
良い大人に出会えたことで
正しい道へ進めた人間と
道を踏み外しそうになっても
良い大人と出会えたことで
正しい道へ戻ることが
出来た人たちがいて…
大人たちがしっかりしなければ
世の中は悪い方向へ進んでしまう
たとえ不運な境遇になっても
正しい道を自分で見つけなければ
幸せにはなれない
そんなメッセージが
ラストでは伝わってきました
そして気分の良くなるラストシーン！
ミステリーサスペンスでありながら
ヒューマンドラマ的な部分もあって
温かみがあるところが
良かったです
年の離れた友達関係も
アリですね！
ここもカットしないで欲しかった〜