ハン•ジミン、キム•ヘジャ、ナム•ジュヒョク、イ•ジョンウン、アン•ネサン、ソン•ホジュン
全12話
原題：눈이 부시게
韓国放送：2019年2月〜（JTBC）
平均視聴率：6.27%
最高視聴率：9.73%
◾️あらすじ
幼い頃に砂浜で時間を巻き戻せる腕時計を拾ったヘジャ（ハン・ジミン）。その腕時計を使って時間を戻すと、その分、人より早く成長してしまうことに気づき封印を決意する。時を経て、 25歳になったヘジャは、アナウンサーを目指すも厳しい現実にぶつかる。気の置けない親友たちに励まされながら、心が折れそうな日々を送っていた。そんなある日、ヘジャは放送部の集いで記者志望のジュナ（ナム・ジュヒョク）と出会う。心に傷を抱え、アル中の父を避け祖母と暮らしてきたジュナ。父のせいで引越しを繰り返し、どこか周りと馴染めずに過ごしてきた。ジュナはヘジャと会ううちに、感情の赴くままに行動する明るい彼女に好奇心を抱くように。そしてヘジャもジュナに惹かれていく。
そんな折、ヘジャの父（アン・ネサン）が突然交通事故で亡くなる。父を救うため不思議な腕時計で時間を戻そうとするヘジャだが、幾度時間を戻しても、事故を防ぐことができず途方に暮れる。数えきれないほど試みるうちに遂に父を助けることに成功するが、鏡を見ると、自分の姿が70歳くらいのおばあさん（キム・ヘジャ）に変わっていた…。（ポニーキャニオン）
このドラマ、とても良かったので
１つ前の記事でも書いたけど
あらすじとネタバレあり感想をもう少し…
笑えて、泣けて、感動する
よく出来たストーリーで、先が読めず
判ると深くて、余韻に浸ってしまう
後半には驚く展開もあって
本当に良いドラマでした♡
始まりはファンタジー
「時間を戻せる時計」を使い過ぎて
老人になってしまったヘジャ
ヘジャは元の姿に戻れるのか？
いつどうやって戻るのか？
ジュナとは幸せになれるのか？
そういう話なのかと思って見ていたけど
実は
そんなファンタジーな話ではなく
とても現実的な
ヒューマンドラマでした
｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
感想の前に、ネタバレありのあらすじを…
↑の■あらすじを踏まえて
へジャは、裕福ではなく、恋愛もうまくいかず、アナウンサーの夢が叶わずに悩んだりはしていたものの、両親に愛され、親友たちとも楽しく、平凡な毎日を送っていた…
が、老人の姿になってしまったせいで人生が一変。元に戻る唯一の望みの「時計」も壊れてしまい、戻るすべがなく、絶望する。
世話のかかる老人になって両親に苦労をかけることになったのも心苦しい。本来は就職して、金銭的にも両親を助けるべき年齢の娘なのに、薬代まで両親に負担させることになるとは…
その上、父親はヘジャが命を救おうとしたときの事故で、片足を失って、タクシー運転手の職も失う。明るく優しかった父は元気をなくして暗くなり、心を閉ざしたように態度が冷たくなった。夫婦仲も悪くなり、離婚まで考えていることを知るヘジャ…
ジュナは、記者志望の心優しく真面目で優秀な人気者だが、子供の頃に母親に捨てられ、父親はアル中で酒乱のならず者。父方の祖母と２人でひっそりと暮らしている。子供の頃から度々問題を起こす父親のせいで転転とする生活だったため、友達もできず、心を閉ざして生きてきた。へジャに出会い、初めて心を開きかけた矢先、へジャは消え、優しく唯一の心の支えだった祖母も亡くなり、すっかり生きる気力を失う。そして、誘われるがまま老人施設で詐欺まがいの仕事を手伝うようになる…
ヘジャは、初めは自分の不幸を嘆いて自殺まで考えるが、次第に両親が苦しんでいることの方が辛いと感じる様になる。大事な父親を救えたのだから悔いはない、代償なら、今の姿を受け入れよう、両親のために今できることをしようと思い直す。アルバイトを探したり、母の負担を減らす為に老人施設にも行ってみる。
施設にはジュナがいて、記者になったはずのジュナがなぜ施設で働いているのか、ヘジャには理解できなかったが、ジュナはまるで別人の様に変わっていた。
ヘジャに気づくこともなく、何かと説教じみたことを言って絡むヘジャに、ジュナは冷たく接するようになる。
ヘジャは施設で仲良くなったシャネルおばあさんから、ジュナに起こった不幸な出来事を聞いて、やっとジュナが変わってしまった理由を理解した。時間を戻してジュナを救いたいと切に祈るが
ヘジャの祈りが通じたのは夢の中だけだった。
施設に通うようになったヘジャは、あの「時計」をしている老人を見つける。話すことができず、ジュナを見ると怯えた様に叫ぶ謎めいた老人。時計を取り戻せば元の姿に戻れると思ったヘジャは、何とかして取り戻そうとするが、激しく抵抗され、取り返すことは出来なかった。自分の物だと証明できないヘジャは、泥棒扱いまでされ、諦めるしかなく、ジュナに「もうヘジャは帰って来ない」と話すと、ジュナは仕事を辞め、家も処分して、ロシアへ行く決心をする。
ジュナがロシアへ発とうとした日、シャネルおばあさんが遺体で見つかる。ジュナは殺人容疑で捕まってしまうが、ヘジャたちが無実の罪を晴らそうと動くと、ジュナは釈放された。シャネルおばあさんは息子に冷たくされたのを悲観して自殺したのだった。
シャネルおばあさんのお葬式で、現れない息子の代わりに喪主を務めたジュナは、シャネルおばあさんが自殺を考えていることを知っていたことや、息子に合わせたら傷つくだろうと予想していたこと、自分には親切だったことなどを思い出し、泣き崩れる。
葬式後、２人はうどん屋で会い、少し打ち解け、ジュナは素直な気持ちをヘジャに伝えた。自分の為に泣いてくれたヘジャに感謝している、おばあさんにも…と。ヘジャが見たいと言っていたオーロラを見に行くとも約束する。
ジュナが再びロシアへ発とうとしていた時、シャネルおばあさんの生命保険の受取人がジュナであることを知った施設の社長フィオンが訪ねてきた。口論となり、違法行為を通報すると言ったジュナは施設の地下室に監禁されてしまう。
借金の返済にとあてにしていた保険金が手に入らず焦ったフィオンは、施設に来る老人たちの保険金殺害を目論む。
ヘジャは、そのフィオンの悪巧みに気付き、施設にいるジュナと老人たちを助け出そうと、他の老人仲間を集めて綿密に計画を練った。それぞれの特技を生かした作戦…
すごい数のやくざ？を相手に無事救出！ヘジャたちは其の足で海へ向かった。あの「時計」を持った謎の老人も一緒に…
若い頃を思い出す老人達…
謎の老人はヘジャが近づくと時計を差し出し
手から落ちた時計を見ると文字盤の裏にはヘジャとジュナのイニシャルが！それを見たヘジャは急にフラッシュバック…
遺骨を持った女性と幼い子供…
その女性が振り向くと、それは25才のヘジャだった！
さっきまでいたジュナと老人達は消え、父と母が「オモニー」と言いながら走り寄ってくる…ヘジャは頭を抱えて倒れ、病院へ…
病室で心配そうに見つめる母と父とジュナ？
母と父は「おかあさん」とヘジャに声を掛ける・・
そして、「長い夢を見ていたようです、私はアルツハイマー病に罹っています」というヘジャのナレーション…
おかあさん？夢！
そう、ここまでの話は全てへジャの夢！
25才のヘジャではなく
入院している老人へジャの
長い長い夢だった！！
（追記：正しくは夢だけではなく
せん妄でしょうかね）
そして夢の中の母と父は…
この後 へジャの回想で
ヘジャがジュナと付き合い始めてから
〜結婚〜出産〜別れ…が
途切れ途切れに流れ
それを見ると
夢の中のできごとには
全てに意味があったと判る
まとめると…
時は50年ほど前
ヘジャとジュナは
ヘジャがデモに参加したときに出会った
それぞれの性格は夢の中と同じで
ジュナは優しく真面目
ヘジャは明るく積極的
ジュナの境遇も夢の中と同じ様…
兄ヨンスと２人の親友も夢と同じ
ヘジャは付き合い始めても
キスもプロポーズも
なかなかしなかったジュナに痺れをきらして
ジュナのプロポーズを誘導しようと
ヒョンジュも一緒にと旅行に誘うと
ヨンスも付いて来て…
（ヒョンジュとヨンスはこの後デキ婚）
そこでジュナは指輪を渡しプロポーズする
この時
「もしあなたがしなかったら
私からプロポーズしようと思った」と
へジャが用意していたのが
あの金の腕時計だった
２人は結婚し
ジュナは新聞記者になり
給料日にジュナを迎えに行って
「美味しいものを食べよう」と
ヘジャが選んだお店はうどん屋
２人の間には男の子が生まれ
平凡だけど幸せな時を過ごしていた３人
でも
何回目かの結婚記念日に
「今日は早く帰る」と約束して出掛けた
ジュナは帰ってこなかった
また残業で帰れなかったのだろうと
ヘジャが会社へ行ってみると
ジュナは警察に拘束されたと聞かされる
ヘジャは慌てて警察に行くが
ジュナとは会わせてもらえない
暫く経ってやっと会えたジュナの顔には
殴られたような傷とアザが…
何も罪は犯していないジュナを何故！
一緒に帰ろうとヘジャは泣き叫ぶ
ジュナは「大丈夫、必ず帰る」と言ったが
二度と帰って来なかった
死亡通知を受け取って倒れる母…
ヘジャが父親と警察へ行くと
ジュナは既に遺骨になっていた
遺留品の中にはジュナが大切にしていた
あの金の腕時計が無く
ヘジャが刑事に迫ると
その刑事の腕にその腕時計がはめられていた！
現実の世界では、ヘジャはアルツハイマー病を患って入院している。見舞いに来た親友のヒョンジュとボクヒ(改名)は、担当医師がジュナにそっくりで驚く。
孫のミンスはヨンスにそっくり。ヘジャには優しく明るく接するけど、父親との関係はぎこちない。愛想がなく、心を閉ざしているテサンは夫婦仲もうまくいっていなかった。離婚を考えていることを知っていたヘジャは「もう自由になっていい、苦労しているのを知っていて見ぬふりをしていてごめんね」と嫁に謝った。
ヘジャの体調は徐々に悪化する。認知症も進み、嫁のことがわからなくなる。それでも嫁は、今までよくしてくれた義母のために献身的に見舞う。「忘れてもいい、私が覚えているから」と…
再びヒョンジュが見舞いに来ると「むかし飼っていたパップルはヨンスのことが好きだったからヒョンジュが来ると嫉妬して吠えた」という昔話をして笑い合った。「昨日のことの様だ」と…。
ヘジャは食欲もなくなり、弱っていく
そんなヘジャの所へ、あの老人がやって来てヘジャに腕時計を返し、泣きながら何度も謝った。受け取った時計を再びその老人の腕にはめてあげたヘジャは黙って老人の背中を撫でた。
ジュナの法事で家に集まった家族。ミンスはヘジャに優しく話しかける「いつも思うけど、おじいちゃんは本当に美男だね、どうして僕は似なかったんだろう」ヘジャは「あなただって美男よ」と答えた。
ヘジャはジュナに語りかけ「そこはどうですか？夢にも出てこないということは、良い所なんでしょうね…、ごめんなさい…時計を持って来てあげられなくて… それと、生涯、寂しかった人を、ひとりで逝かせてしまってごめんなさい…」と謝る。
雪が降り出した日、テサンは昔のことを思い出す。テサンは、幼い頃に事故に遭い、片足を失っていた。義足になったテサンは、学校ではいじめられ、いつも孤独だった。
母ヘジャからは常に厳しく接しられ、温かい言葉をかけられることはなく、自分の足のせいで苦労しているとはいえ、愛情も注いでくれない母を恨めしく思い、心を閉ざして生きてきたテサン。
その雪の日、病室から抜け出したヘジャをテサンが探しに行くと道の雪を掃いているヘジャを見つける。「雪が降っているから…息子が学校へ行かないといけないのに…」というヘジャの言葉を聞いたテサンは、子供の頃いつも雪を掃いてくれていたのは母だったと初めて知る。急な階段の道、行きも帰りも雪はいつも掃かれていて、掃いていたのは近所のおじさんだと思っていたのに、実は母だった。優しくしてくれなかった母が、影では自分を想い支えてくれていたのだとわかったテサン。「知りませんでした」「いいのよ、転ばなければ」…
「一度も転ばなかったそうですよ」と聞いたヘジャは無邪気に喜んだ。泣きながらそう言った男性が息子だとはわからずに…
母の愛を初めて知ったテサンは泣き崩れ、そんなテサンの姿を初めて見た嫁は慰めた。「泣いていいのよ、我慢しなくていい…」
以降、ヘジャがテサンを息子だとわかることはなかったが、テサンは「もう僕の脚のことで苦しまなくて済む」とヘジャを優しく見つめる。そしてテサンは、仕事を辞めて病院の近くへ引っ越すことにした。（ここ曖昧）眼差しの優しくなったテサンに「一緒に行く」と微笑む嫁。
どれくらい日が過ぎたのか、患者たちの顔ぶれはすっかり変わり
陽射しの眩しいある日、テサンが母に歩み寄ると「こんにちは、いつ越して来たんですか？」と挨拶するヘジャ。「お母さんは？思い出せないのなら、覚えていなくてもいいですよ、幸せだった時間だけ覚えていてください。これまで生きて来て、いつが一番幸せでしたか？」とテサンが聞くと、特別な日ではなく…よちよち歩きを始めた息子と３人で…綺麗な夕焼けを見て過ごしていたそんな頃が一番幸せだった…と、ヘジャは遠い目をして答える。
そして、ヘジャの目には若い頃の自分と
ジュナの姿…
ジュナに向かって歩み出すヘジャ…
これからは ここで僕と一緒にいよう
どこにも行かずに…
そして エンディング
感涙(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
あらすじが長くなってしまいました(^^;;
ところどころ思い出せなくて
Youtubeで動画を探してみたら
ヘジャも言うことがいちいち面白かった〜
（キムヘジャさん、ハンジミンさんとすごく重なって見えて👏）
ジュナが飼っている迷い犬を
パップルと勘違いして取り返そうとするシーン
飼い犬のはずなのに全く懐いていなくて
会う度に噛み付かれて、笑えた〜
しかも実はパップルじゃなかったし
ミレアボジこの人との絡みも笑えた〜
親友との関係も良かったけど
大女優さん(へジャさん)とこういう演技
若い２人とホジュンくんは
やり難かっただろうね〜
あと、印象的だったのがハグ♡
ヘジャはジュナもテサンも
抱きしめてあげたかったんだろうな…
↑上手くキャプ出来なかったから小さく^^;
一番のお気に入りはコレ↓テサンに見せた笑顔
ナムジュヒョクくん
今までハマったことなかったけど
今回とってもよかったな♡
すっごく長くなったけど、最後にこれを…
ライブストリーミングも
ずっとやってるから何度も見てしまったけど
何度見てもいい！
これは久しぶりに
「お気に入りTOP５」入りです〜ヽ(´▽｀)/