「何回同じまちがいをすれば
気が済むの?」
「この問題
この間やったばかりじゃない!」
まったく成長の見えない子どもに
ホトホト呆れて参っているあなた
そんなあなたは
15分を1セットにした
約束型学習法
を実践するといいですよ!
約束型というのは
「この時間内で
これだけは
できるようになるからね」
と約束するというものです。
私はそろばん学習の中で
基礎練習をしている生徒へ
日々
小さな約束をするようにして
ちょっとずつ
ステップアップを図っています。
例えば
こんな感じです。
「今日は
これができるようになるからね」
↓
「次回は
こういうふうになるよ」と
↓
小さな約束をして
一緒に実践してみる
年中さんであれば
10にくりあがるたし算
「1+9+2」
「3+9+2」
みたいな問題の場合…
「15分の中で「9」のたし算が
簡単にできるようになるからね!」
と。
「たし方はこうだよ!」
「声を出してやってみよう♪」
お手本を見せながら
教えたことを
すぐ実践に移しています。
「ほら、できた」
「約束した通りでしょ!」
その際
辛い勉強みたいな部分は
すべて排除。
やり方のパターンを
自由自在に使えるよう
工夫を施すことで
楽しみながら学習できるように
しています。
かけ算九九
9の段を覚える場合だったら
こんな感じ。
① 机の上に両手でパーを出すよ
② 左手の小指から右手の薬指まで
順番に
1・2・3…9と番号をつけてね
③ 「9×1」だったら
1の指(左手小指)だけ曲げるよ
④ 伸ばしている指は何本?「9本」
⑤ 「9×1」は「9」だよ
⑥ 「9×2」って言ったら
「2」の指(左手薬指)だけ曲げるよ
⑦ 左手小指は「10」って数えるからね
左手中指から右手の小指まで
伸ばしている指は「8本」
「9×2」は「18」
⑧ 「9×3」は
「3」の指(左手中指)だけ
曲げるんだよね
⑨ 左手小指と人差し指で「20」
あと伸ばしている指は「7本」
「9×3」は「27」だよ
「あ、本当だ」
「できた〜」
学びに関心のなかった子の
表情が
笑顔に変わります♡
こんな工夫も楽しいですよね。
4歳児、5歳児でも
1分間で
9の段ができちゃうんです。
約束型学習法は
・生徒に安心感を与えられる
・成果を自分で体感できる
・次もやってみようかなと思える
3つの利点があります。
また
「15分を1セット」にすることで
・まとめて長時間の学習を
するよりも
学習の効果が高まる
・長期的な記憶の定着にも
有効である
「集中力の維持」と
「記憶の定着」においては
もっとも効果的な学習方法
なんです。
これは
東大の研究結果で
実証済みです。
なので
「勉強しているわりには
テストの点が上がらない」
「ついつい感情にまかせて
怒鳴ってしまう」
そんなあなたは
ぜひ
15分を1セットにした
約束型学習法を
実践してみてください!
・小さなことから
コツコツと積み重ねていく
・些細なことでも
毎日続けていく
すると
いつか大きな成果に
つながります♡
小さな約束にすることで
ちょっとずつ
ステップアップできますよ♡


