子どもって

どうしようもないことで

駄々をこねたり

聞き分けなくぐずったり

することってありますよね。

 

 

そういう時に限って

「こんな場所で」

「こんな時に」

など

 

大人にとっては

都合の悪い時だったりします。

 

そうすると

ついつい言ってしまうのが

 

「もう知らないよ」

「勝手にしなさい」

 

などの

言葉だったりしませんか? 

 

子ども自身は

自分の気持ちの整理が

つかない状態であり

更にボキャブラリーも

少ないため

 

気持ちを伝えることも

できません。

 

大人だって

落ち込んだ時などは

自分の気持ちを

言葉に表すことは

難しいはずです。

 

今の状況を整理して

落ち着くためには

思考を整理することが

必要なのに

 

「勝手にしなさい」

と言われてしまうと

 

どうしたらいいのか

余計に収拾がつかなくなり

泣き叫んだりしてしまうのです。

 

駄々をこねている時こそ

大人が丁寧に

状況を説明してあげることが

必要です。

 

買ってほしいものが

買ってもらえなくて

ぐずっているなら

 

「大好きなものだから

 欲しい気持ちは分かるよ」

 

と、まずは共感

 

でも

「今日は買う約束を

 していないから我慢してね」

 

「手持ちが少ないから

 我慢してね」

など

 

どうしてダメなのか

理由を言うこと。 

 

そして、次の行動を

どうすべきかを示すために

 

「今度来た時に買おうね」

とか

「お家に帰っておやつを食べよう」

など

 

いま駄々をこねるのをやめて

別の選択肢があることを示します。

 

 

すぐに駄々をこねるのを

やめるわけではありませんが

 

共感、理由、次の行動を

示してあげることが

自分の気持ちを整理して

次の行動につなげる

訓練になっていきます。 

 

突き放してしまうような

言葉ではなく

根気よく子どもの気持ちに

寄り添ってあげましょう。