「最近、子ども達(4歳・5歳)が

おもちゃを片づけるようになりました」

 

 

これは、先月ある保護者さまから

いただいた嬉しいお知らせです。

 

 

子育てをしていると

子どもが思い通りに

動いてくれないことって

よくありますよね。

 

 

私は部屋が片づいていないと

イライラするタイプで

子育てをしていた当時は

 

ついつい

 

「早くお片づけして!」

「おもちゃ捨てちゃうよ!」

 

なんて言っていたんです。

 

 

それは、本能的に

“人は恐怖で動く”って

知っていたからです。

 

 

「でも、この言い方はダメだよね…」

 

 

わかっていても

どうすればいいのかわからず

この『悪い未来を想像する質問』が

一番手っ取り早いので

やっていました。

 

 

でも、あることに気がつきました。

 

 

こんなふうに

恐怖を与えて怒らなくても

上手くいく質問を。

 

 

それは

『良い未来を想像する質問』です。

 

 

「どうやったら

 外に遊びに行けるかな〜?」

 

 

「どうしたら

 パパとママは喜ぶかな〜?」

 

 

このような

『良い未来を想像してもらう質問』

に変えたんです。

 

 

そうすると

「あっ、わかった!」という顔をして

 

「お片づけする〜!」と

意外と張りきってやってくれたのを

覚えています。

 

 

保護者の方には

そのことをお伝えしたんです。

 

 

また、これだけでなく

もう1つ実践中のものがあります。

 

 

お子さん達がご飯を食べなくて

もっと食べてほしい時。

 

 

そんな時は

「どうしたらディズニーランドで

 あの乗り物に乗れるかな〜?」

 

 

このような質問を

投げかけていただくように

お願いしました。

 

 

それは

以前ディズニーランドに行った時

4歳の次女が

背がほんの少し足りなくて

 

その乗り物に乗れなかった

という話を聞いたからです。

 

 

すると、効果てきめん!

 

 

「ご飯を食べて

 大きくなれば乗れるよ」

 

と言うと

 

「わかった」と言って

 

いつも頑張って

最後まで食べようと

してくれるそうです。

 

 

「早く食べなさい!」

「大きくなれないよ!」

「乗り物、乗れないよ!」

 

そう言っている時よりも

親自身も気持ちが楽だし気分もいい。

 

 

 

【考えてもらう】これ大事です!

 

 

 

指示・指摘は

その瞬間は簡単ですが

子どもにとっても親にとっても

自身の長期的な成長には

つながりません。

 

 

「どうやったら良くなると思う?」

「どうやったら上手くいくと思う?」

「どうやったら

 もっと好きなことができる?」

 

 

こうやって

考える習慣をつける

質問の仕方をすると

人は成長するんですよね。

 

 

私も、つい指示・指摘を

淡々としてしまうところが

ありますが

 

 

教室でも

良いチームが作れるように

長期的な目線で

質問をするよう心がけ

実践しています。

 

 

少しでも参考になると幸いです。