異世界ファンタジー小説大好き。
荻原規子「勾玉シリーズ」
小野不由美「十二国記シリーズ」
上橋菜穂子「守り人シリーズ」
(「狐笛のかなた」も)
ご多分に漏れず、異世界ファンタジー小説で育成されてきた。
久しぶりに、このジャンルで夢中になれた。
1991年生まれの若手作家さん。
ネクストジェネレーション。
-八咫烏の一族が支配する世界、世継ぎである若宮の后選びが始まり、大貴族の四家のそれぞれ四人の姫君が后候補として、登殿する。-
あれ?感情移入して読んでたら、え?
ラスト、そんな気持ちになった。
本当に裏切られた。
読了後、また序章を読んでみると、そういうことかと思う。
いきなり視点が変わって、どうにもやるせない気持ちになるけれど、刺激的で面白かった。
みんなによく思われようとする女子こわい…笑
人にどう思われようと無頓着な頭の切れる若宮グッジョブ。
遅ればせながら読んだけれど、続編が既に出ていて、すぐに読めるのは嬉しい。
第一弾は、外界から閉ざされた後宮内で物語が進むので、続編は更に設定や世界観がわかるといいな。
若宮の微笑みの場面は、ライブで目があったー!笑ってくれたー!っていう現象に近いものがあるかも。(´∀`;)…
この秋は、異世界ファンタジーの世界に浸るんだ。
