新聞のラ・テ欄に目をやれば、小さな文字で『ミドナイト・イン・パリ』の
小さな記事が・・・エツ!もしかしたら、あのマークリッシュが顔を出す?
ウッディ・アレン監督のラブ・コメディ『ミドナイト・イン・パリ』
アメリカ人ギルがパリ旅行中、タイムスリップてしまう。
なんとそこは1920年、黄金のパリ!ヘミングウェイがいるフィッジェラルド
がいる。ピカソ、ダリ、ゴーガン、ロートレック・・・
そんなお化けのような男や女の間に友達の会話のなかから蘇るマークリッシュ。
第2次世界大戦後活動したマークリッシュかと思っていたら、1920年代の
パリで男を上げた時代があったとは・・・
「戦争は人の心の中でうまれるものであるから、人の心の中に平和の砦を
築かなければならない。」有名なユネスコ憲章の全文にある。
第2次世界大戦が終結、二度にわたる戦禍の苦しみと戦争を繰り返す人間の
罪を知り、どうすれば痛ましい戦争を避けることができるか、世界
のあちこちで澎湃と戦争に対して向き合う運動が起こった。
ブックマン博士らのMRA運動もその一つ、のちにIC運動といわれた活動は
相手を変えたいと思うなら、まず、自分の心を変えようと呼びかけた活動で
あった。
イギリスのアトリー首相らは国際連合も必要だが、国連では救うことの
できない文化や心の持ちようから世界平和に近づこうとする活動をはじめた。
この運動はユネスコ運動となって広がっていく。
「戦争は人の心のなかで生まれるものであるから・・・」という詩のような
言葉はユネスコが生まれるとき、憲章として作られた文章であった。
この詩のような憲章を練り上げたのがイギリス首相アトリーやアトリーに
請われて憲章起草に大きな力を発揮したアメリカの詩人、ピューリッツアー賞
受賞者、アーチボルト・マークリッシュだったのだ。
私の父は戦死した。戦争を生み出すのが人の心だという言葉ははじめて聞いた
その時から、83歳を数える今にいたるまで、胸に刻まれて消えない。
