ドキドキ

今日の１１時からの公演は、オール・セカンドキャストで行われます。

私は今回のプログラムで、４作品中３作品にファーストで出演しているので、今日はやっとゆっくりできます

シーズンが始まって、今日まで本当に忙しい５週間でしたが、とても充実していました

自分が公演に出演していない日は、いつもドキドキしています

なぜかというと、セカンドキャストのダンサーがもし怪我をしたらすぐに駆けつけて、踊らなければいけないからです

日本のダンサーは捻挫をしようと、根性で踊りぬく方が多いと思います。

私もそのタイプのダンサーです。

こちらにもそいうタイプのダンサーはいらっしゃいますが、多くはありません。

「本番５分前に、今日は踊れない」というダンサーもいました。

もちろん、そのダンサーにとって将来の為には、そこで踊らないほうが良いと思います。

でも、１人欠けることによって周りに大きな影響が出ます。

とても怖いことです。

先日、私のパートナーを務めていた彼が３作品目の「No Thumb」を上演中に捻挫をしてしまいました。

他のダンサーは誰一人、彼が捻挫したことに気が付かなかったのです。

そして、彼は怪我をしたことを誰にも伝えず、４作品目の「Empty House」に出演したのです。

彼には大きな拍手を送りたいと思います

本当にありがとう

ゆっくり、足を休めてください

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