有名人が癌を公表する☆ | カーラのブログ

カーラのブログ

ブログの説明を入力します。

☆今日の河北新報によると、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん38歳が9日、東京都内で記者会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん33歳が乳がんで抗がん剤治療を受けていることを明らかにした。海老蔵さんは「比較的、深刻ではある」と病状を説明した。


約1年8カ月前に、人間ドックで発覚。長期間入院したが、最近は通院しながら治療を続けているという。海老蔵さんは「麻央を全面的に支える。とにかく元気になってもらうことが、われわれ家族として一番に願うこと」と語った。


私生活をマスコミに切り売りして、一般人では稼げない大金を手にする芸能人ではあるが、妻が末期症状の癌であることを記者会見せねばならない歌舞伎俳優という存在も因果な家業である。人並み以上の美貌に恵まれ、富と家柄と名声を手にした勝ち組女が30代前半で末期癌におかされる。人生は過酷だ。記者会見を見た知り合いの医者によると、おそらく、余命宣告を受ける末期症状と推察されるらしい。死刑が確定しながら死刑が執行されず、ずるずると税金で生き延びる死刑囚が百人以上いる。ゴミが生き延びて、絶世の美人が早死にする現実世界の皮肉。


私の家は父方が田舎政治家の家系で、母方が地元神社の神主の家系で、地元田舎町ではそこそこ知られている。しかし、騒ぐほどの名家ではない。唯一、良かったと思っていることは、家族に脳卒中や糖尿病や癌になった人がいない。つまり、遺伝的に癌家系ではない。最近は食生活の変化で突然に大腸癌になる人もいるが、少なくとも遺伝的には心配がない。ある日、インターネットで高校時代の同級生を検索していたら、女性の同級生のブログを発見した。読んでみると、30代前半に甲状腺癌になり手術をしたことが記されていた。その後の症状は安定し、現在は普通の日常生活をおくっている。有名人には憧れるが、癌になればなったで、マスコミのネタにされる現実に、幸せの意味を考えてしまう。