☆今日の河北新報によると、岩手県警は17日、わいせつ誘拐などの疑いで、北上市若宮町1丁目、パート中村正悦容疑者68歳を逮捕した。
逮捕容疑は2015年12月12日午後1時20分~午後2時45分ごろ、県南部の路上で、わいせつ目的で帰宅途中の県南部に住む10代の少女を自分の車に連れ込み、車内で体を触るなどした疑い。
いい年のじじいのわいせつ事件である。昨年12月の事件だから、犯行車両やじじいの特徴から捜査し逮捕となった。つまり、中村容疑者は常日頃から不審者としてマークされていたのだろう。高齢者を敬い大事にしましょうといわれるが、東北の田舎町のじじいの大半はただのくずだ。ボンクラがそのまま、ただ年をとっただけ。勉強のできる中学生よりも気の毒な高齢者はごろごろいる。68歳のじじいに車に無理やり連れ込まれた少女はさぞ、気持ちが悪かっただろう。
地方紙を読んでいると、高齢の女性が東京の美術館の企画展を鑑賞したと体験記を投稿している。その一方で、田舎町ではスーパーのごみ箱を自転車でまわり、空き缶を回収して生活費の足しにしようとしているじじいがいる。東北の高齢者も格差問題が強烈だ。コンビニで缶ビールを万引きするじじいを目撃したことがある。高齢者の万引きはザラらしい。ある時は、コンビニの裏側に空きビンを不法投棄する微妙な婆さんがいる。回転寿司に行くと、汚いじじいが缶ビールを飲みながら、店員の少女にちょっかいをだしている。私の住む田舎町では、60代の元役場職員が地元幼稚園の保母さんにわいせつなラブレターを送り、町の話題になった。東京の美術館が大好きな婆さんは、地方紙の投稿の常連で、老後を美術鑑賞旅行で楽しんでいる。中村容疑者も68歳でパートをするくらいだから、生活が苦しい。生活が困窮したじじいが起こしたわいせつ事件。格差問題の歪みである。