劇団四季、創立40周年記念公演
作=ジャン・アヌイ
劇団四季の原点ともいえるアヌイの作品ですね。
六本木の俳優座劇場での上演でした
ジャンヌとは、ご存知のジャンヌ・ダルクのこと
どうして、普通の少女がジャンヌ・ダルクとして
民衆を率いて、最後は宗教裁判にかけられたかをせりふ劇で演じられています
ステージシートがあったように記憶しています。
また、出番を待つ俳優さんも、「エクウス」のように舞台上で
劇の進行を見守っていて、出番になると中央の舞台に出てくる形式
キャストは
ジャンヌ 野村 玲子
コ―ション 日下 武史
宗教裁判所大審問官 井関 一
主任検事 立岡 晃
ラヴニュ 佐野 正幸
ウォーリック伯 山口祐一郎
シャルル 石丸 幹二
王太子妃 佐和 由梨
アニエス 井料 瑠美
ヨランド 金井小夜子
ランス大司教 水島 弘
ラ・トレムイ 田村 新
ラ・イール 岡本 隆生
ボードリクール 松宮 五郎
ブードゥス 佐藤 廣美
ジャンヌの父親 吉谷 昭雄
ジャンヌの母親 披岸 喜美子
ジャンヌの兄 林 和男
死刑執行人 黒川 逸郎
シャルルの小姓 矢口 容子
貴婦人たち 花岡 久子 小木曽かおり 山崎 裕子 横山幸江
関谷 理子 白木 佐和子
英国兵士他 藤原 真由 栗原 義美 縄田 晋 山田 洋
こうやってみると、すごいメンバーですね
40周年記念の意気込みが感じられます
野村さん、キュートなショートカットで白い衣装
羊の番をしていた少女のジャンヌは
聖ミカエルからのお告げにより
「ジャンヌよ、フランスの王を助けに行け、そして王国を彼の手に返せ」
を実行していくのです。
ラスト近く、火刑に処せられるのですが、
(ノートルダムの鐘のエスメラルダの火刑のシーンより
もっとリアルでした)
火に包まれながら、「十字架を・・・十字架を・・・」と
求めるシーンでは、周囲から差し伸べられた十字架を抱いて
耐える姿に、ゾクゾクしました
最後は、「待てー」と走りくる(誰だったか覚えてないのですが)
ボードリクールが戴冠式がまだだと叫び
ジャンヌの物語の本当の幕切れは
フランスの空高く舞い上がったヒバリのように
栄光に包まれたで終わる物語です。
せりふ劇だったけど、飽きずに物語に引き込まれた
記憶があります。
チャンスがあれば、また見てみたいなぁ・・・
でも、ジャンヌをできる女優さんは誰なんだろう
また、時々懐かしいキャストをアップしてまいりますので
気長くお待ちくださいね