こうも、訃報が続くのは

ほんとに辛いです。


八代亜紀さんが旅立たれたなんて

信じられません。


闘病から、

戻ってきて下さるとばかりに。


お会いする時は、いつも笑顔で

温かいお言葉をかけて下さいました。


そして、歌番組で亜紀さんの

生の歌声に触れたり、

ジャズライブで亜紀さんの楽曲を

カバーさせていただく度に、

その偉大さを感じました。


優しさの裏側にある憂いや強さ。


ラジオのゲストにお越しいただいた時に、

その事、お伝えしましたら…


曲がかかっている、オフトークで

「舟唄」の歌唱指導をして下さって

感激しました。


「何年歌ってても、歌は奥深いわね」

あのわずかなひと時、

胸にしっかりと刻まれています。



歌番組で楽屋にご挨拶に伺った時の

あの日のお言葉もずっとずっと

私の支えになっています。


いつもの柔らかな笑顔で

「リハーサルの歌、聴いてたよ。

上手!難しい歌ね〜!」と、褒めて下さり、

励まされました。


レコーディングでかなり、

苦労した曲だったので

心の底から、嬉しくて…


カッコイイステージとは真逆の

お茶目な素顔も大好きでした。


本当に、もうお会いできないなんて、

悲しすぎます。



亜紀さんのお父様が亡くなられた時、

悲しくて1年間、歌えなかったと

お話しして下さいましたが、


今はきっと天国で

お父様や大切な方々に歌を聞かせて

上げていらっしゃるのでしょうか。


亜紀さん、

心に沁み入る歌声と、優しさを

本当にありがとうございました。


心から、お悔やみ申し上げます。