ワーキングマザーについて考えたいのデス | 横浜(星川・保土ヶ谷) 自然療法サロン テノヒラ『好きなコトバは日々精進』

横浜(星川・保土ヶ谷) 自然療法サロン テノヒラ『好きなコトバは日々精進』

横浜(星川・保土ヶ谷)の「自然療法サロン&スクール・テノヒラ」の代表・セラピスト。女性一般のケアの他、マタニティや産後ケアもしています。健やかでナチュラルな妊娠・出産・育児を応援しています。ホームページ:http://te-nohira.com

先日、NECワーキングマザーサミットに行ってきました。

$自然療法セラピストの「好きなコトバは日々精進」-NECワーキングマザーサミット

私は、4ヶ月半の息子を保育園に預け、
産後5ヶ月半で仕事に復帰しました。

大きな会社なら、1年くらいは育休がとれるのでしょう。
しかし、当時弱小企業の代表であり、売上の多くを私の施術でまかなっており、
事実、私の産休とリーマンショックによる不況が重なったことによる大幅な業績悪化を目の前に
なるべく早く復帰することは、当然の選択でした。

また、保育園待機児童数日本一と言われる横浜で、
私のような立場の者が、子供を認可保育園に入れるには、0歳児の4月に入園することが
一番可能性が高い方法であり、そこに迷う余地はありませんでした。

そして、ワーキングマザーとして、
育児と仕事を両立するという生活を続けて2年余り。

その間、私は結局会社の代表という立場を自ら離れ、
この4月に個人事業主としてやり直すことになりました。

その過程で、いろんなことを考えたり、
周りの人にもいろんなことを言われたりしました。

「どうして、そこまでして働くの?旦那さんの稼ぎで暮らせるのなら、
これを機会に家庭に入って、しばらくおとなしくしてたらいいんじゃない?」

「そもそも、今まで子育てに向き合ってこなかったんじゃないの?」


これらのコトバは、私を少なからず傷つけましたが、
しかし、もう一度、「はたらく」ということの意味を深く考えるキッカケとなりました。

私の思いについては、また後日書きたいと思いますが・・・

このNECワーキングマザーサミットは、
NECの社会貢献活動室NPO法人マドレボニータ
が協働して行っている、
NECワーキングマザーサロンという、
子育てしながら働く・働きたい女性のクオリティ・オブ・ ライフ向上を目的としたプログラムがあり、
サミットの内容は、そのファシリテーターの活動報告や、
ゲストのフジTVアナ、佐々木恭子さんとマドレ代表吉岡マコさんの対談など。
(詳しくは、マドレボニータのサイトでご覧くださいね)

「母となって、はたらくこと」 について考え・語りあうことで、
自分はどうありたいのか。どう働きたいのか。どう生きたいのか・・・
を考えるキッカケになりました。

そして、私にとって「はたらくこと」は、私の人生を豊かにすることであり、
かつ、社会に貢献していく活動なのだということがよくわかりました。

ちなみにここでいう「はたらく」とは、けして企業に勤めることだけを指すのではありません。
私のように独立するカタチもあるし、
ボランティアであっても、社会に対して働きかけるような活動をしていれば、
それは立派に「はたらく」ということだと思います。

ただ、「はたらくことでお金を得る」ということの意味も大きい、とは思います。

そこは、自分がどこで満足するかによりますけれども。

ワーキングマザーならではの悩み、気持ち、思い・・・
もっと共有したり、支えたりできる何かが必要な気がしています。

私にできることは、何でしょうか。