『冷えからのプチ不調を予防する服装とは?』
と題して、
①こんなプチ不調はありませんか?
②プチ不調の原因は、冷えたから?
③服装で冷えを予防して、プチ不調も予防!
④そして、行動で熱を生み出しましょう!
の順で、書いていきます。
こんな悩み、ありませんか?
「寒さに負けて、じっとしてしまう」
「厚着をしてしまい、動くのが嫌になる」
「冬になると感じるプチ不調がある」
「冷え性を改善したい」
適切な服装選びから冷えを予防することで、
冬でも、活動的なままでいられます!
その活動的な行動から、
熱を生み出すこともできるので、
冷えが原因と考えられるプチ不調はもちろん、
冷え性に悩んでいる方にも、
まずは知って頂きたい内容です。
①こんなプチ不調ありませんか?
季節が移り変わると、
寒さからのプチ不調が気になってきませんか?
✅手先の冷え
✅肩こり・首こり
✅呼吸の浅さ
✅お腹の冷え
✅下痢・便秘
✅生理痛
✅脚全体の冷え
✅膝の痛み
✅ふくらはぎがつる
②プチ不調の原因は、冷えたから?
気温は低くなってくると、
私たちのカラダは、
その寒さの影響を受けています。
寒さから、カラダが冷えてくると、
カラダに力が入り、
身を守るような姿勢になりませんか?
その姿勢で、熱が逃げないように、
熱が逃げやすい部位を守っているのです。
カラダが冷えてくると、
手の平を閉じ、脇を締め、
肩をすくめて首を短くし、
腕をカラダの前に持ってきて、
カラダを前屈みにして、胸やお腹を守り、
内ももを合わせ、股関節前や膝裏を曲げて、
ふくらはぎに力を入れてしまいませんか?
(寒さや冷えのジェスチャーも、この姿勢では?)
血液が熱を移動させるので、
毛細血管が多かったり、
大きな動脈がある場所を圧迫したり、
心臓を守るような姿勢を取り、
体内温度が下がらないようにしているのです。
(筋肉に力を入れて、熱を生み出そうともしています!)
この姿勢を長く続けていると、
血液の流れが悪くなって、手先の冷えを感じたり、
前屈みから内臓の負担になったり、
プチ不調へと繋がっていくのです。
③服装で冷えを予防して、プチ不調も予防!
✅手の平←手袋
✅脇←適度に密着
※ドルマンスリーブなどのゆとりがあるものは熱が逃げるので夏向き
※密着し過ぎる服や袖は、脇の血流を悪くするので逆効果
✅首←タートルネック・マフラー・ネックウォーマー
✅肩←ショール
✅胸←服のボタンやチャックを閉める・マフラーなどで胸を隠す
✅お腹←腹巻
✅内もも・股関節前・膝裏←ニットパンツ・ニットタイツ・タイツ
※ガードルなどは、血行を悪くするものもあるので、選び方に気をつけて
✅ふくらはぎ←ロングソックス・レッグウォーマー
寒さを感じたとき、カラダに力が入り、
身を守るような姿勢になるのは、
熱が逃げないように、
熱が逃げやすい部位を守っているからです。
熱を逃がさない服装をすることで、
その姿勢をする必要がなくなります!
プチ不調、、、つまり、冷えを感じている部位、
力が入ることからのコリや痛みを感じている部位、
冷えが原因の姿勢の乱れがある部位だけで充分です
脚全体が冷える方は、とにかく脚の厚着を!
上半身は、軽い服装にして、
頭がのぼせないようにしてくださいね。
④行動で熱を生み出しましょう!
こうして、服装で冷えを予防できると、
寒くてじっとしてばかりだった方が、
積極的にお出掛けしたり、
前屈みで歩いていた方が、歩幅を広げて歩けたり、
寒くてやる気を失っていた家事などが、
どんどんはかどったりと、
寒さに影響を受けずに、
活動的なままでいられます!
それらの何気ない日常の行動こそ、
カラダを動かす習慣でもありますから、
寒さに影響を受けにくい、
熱を生み出すカラダに繋がります。
厚着をし過ぎてしまい、
服の重さや窮屈さから、
動くのが嫌になってしまう方も多いようですが、
それでは、熱を生み出さないカラダのままなので、
ますます寒がりに、冷え性になってしまい、
逆効果です。
ウォーキングインストラクターとしては、
冬でも沢山歩いて、正しく歩いて、
熱を生み出していただきたいとも思ったりします。
(実際、すぐにカラダが温まってきますよ!)
習慣にしていただきたいこと
ご自身の冷えを感じている部位などを、
服装から守り、
それ以外は、
厚着を避けて動けるようにしておいて、
日常の中で、
熱を生み出す行動を選んでください。
そうして、冬を、カラダを、
どんどん楽しんでくださいね!
機能美カラダメソッド 松本寛子