韓国旅行③-2 三清閣
ソウルでの足跡廻りですけど
三清閣について、1つ思い出しました。
運転手さんが教えてくれたことです。
三清閣はもとは「秘密の場所」だったとか・・・
その時は説明がよくわからなかったけど
「キセン」という言葉を聞いたので
遊郭みたいなところ?(遊郭のことも良く知らないけど
)
ファンジニみたいな?(ファンジニも見てないけど
)
と考えました。
帰って来て調べたら、こんなことが書かれていました。
もともと三清閣は、1972年「7.4南北共同宣言」発表当時、
南北代表団の晩餐の場として作られた、由緒ある場所。
それ以来、政府高官の秘密の会合場所として使われてきたが、
2001年より一般に開放、2009年からは世宗文化会館に委託され、
伝統文化施設として運営されている。
これまで敷居の高いイメージだった三清閣だが、
現在は誰でも入場料無料で散策することができ、
気軽に立ち寄れる場所として開放されている。
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キセンは、簡単に説明すれば日本の芸者と似ているものです。
社会階級は賎民(最下層の身分)に属する職業でしたが、
貴族を相手とする仕事だったため漢字はもちろん、
詩・画・書道などに優れた才能を持った人が多かったと言われています。
しかも、国のため身をささげたキセンもあり、
とても賎民階級の人々とは思えない実績も多く残されています。
代表的な人物では、いま日本で放映されているドラマ「ファンジニ」の
主人公である‘ファンジニ’という朝鮮時代のキセンがいます。
儒教国家の名を守りつつ、メディアでも保守的な姿勢を見せていた韓国で、
昔キセンがいくら権力を動かした実質的な力だったといっても、
遊女の一種であるキセンをテーマとしたドラマをテレビで放映することは
相当思い切った行動だったと思います。
もちろん、ハンボクの華麗な色と想像以上の豪華な小物が
人々の目を引き、視聴率が上がるという想定をしたかも知れません。
しかし、女性の人生の選択肢が多様になって来た現代社会で、
昔の女性の生き方に興味を持つようになり、
メディアが続々と色んな形の女性を描き出し始めたなかで、
このキセンが注目されるにいたったのではないかと思われます。
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「ファンジニ」を見てみたくなりました![]()
三清閣内は、こんな↓感じです。
黄色い○が↓
ピンクの○が↓
赤い○が↓
イルファ堂のテラスで、喫茶店(?)になっていて
この日は1組のカップルがいました。
そこからの眺めです↓(動きが早過ぎて見にくいですけど
)
これで三清閣は終わりで・・・
この後、JJのお店を廻りました。
(続く・・・)


