
「副業ってちょっとした空き時間にできるんでしょ?」
そんなふうに思われがちですが、実際に取り組んでみると、本業と同じくらいの時間を必要とすることもあります。先日も「副業って本業並みに時間がかかりますね」と言われました。確かにその通りです。
物づくりにかかる時間
私の場合の副業は、ハンドメイドと情報発信です。今回、制作しているのは、着物をリメイクしたパンツ。最初の工程は「ほどく」ことから始まります。
一針一針、丁寧に手縫いされた着物をほどいていく時間は、ゆったりとしていて不思議と心地よいものです。
着物をほどいていくにつれ、これまで着物として大切にされてきた時間に触れるような気持ちになります。
ほどき終わったら、洗って、干して、アイロンをかけ、地直しをします。
その後に「どんなデザインにしようか」と考える時間。実は私は、この時間がいちばん好きです。生地と向き合いながら、どんな形にしたら生地が生きるのか、届ける方の笑顔を想像する時間は、まるで会話をしているような感覚だからです。
情報発信にかかる時間
今の時代、作品を作るだけでは終わりません。SNSでの発信が欠かせないからです。
作品ができるまでの過程や、布の持つストーリー、制作中に感じた葛藤や工夫…。それを写真や文章にまとめ、発信していきます。
「ただ売るための投稿」ではなく、「どうしてこの作品をつくったのか」「布にどんな歴史や想いがあるのか」を伝えることで、作品が持つ価値はぐっと深まります。けれど、これもまた時間とエネルギーを必要とする時間です。
覚悟を持って進めること
副業を始めるときには、「最初は時間がかかるもの」という覚悟が大切です。
効率が上がるのは、経験を積み重ねてからのこと。最初は調べながら、手を動かしながら、試行錯誤を繰り返すので、どうしても時間が膨らみます。
ただし、その時間は決して無駄ではありません。
・布をほどくときに感じる豊かさ
・アイディアを練るワクワク感
・SNSでつながる人との出会い
これらはすべて、未来の自分を支える財産になっていきます。
副業は確かに本業並みに時間がかかります。
でもその時間は、自分の好きや想いを形にするための大切な投資。
覚悟を持って取り組むことで、少しずつ形になり、やがて本業とはまた違う喜びや可能性へとつながっていくのだと思います。
最後までお読み頂き
ありがとうございます。
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