レストランで食事をするとき/お茶をするときに、何が楽しいって、
隣の席の会話の内容がエキセントリックな時ほど楽しいものはありません。
結構悪趣味です。
結構前になりますが、先日某所で食事をしていたところ、
隣の予約席の方々が到着して、和やかな談笑がはじまりました。
男女2人ずつ、男女1ペアは80前後のご夫婦でかなりご機嫌、
もう片方の男女ペアは40代後半の男と40前後の女。
高齢夫婦がかなりご機嫌でハイテンション、
40代後半の男は緊張気味、
40前後の女はリラックスモード
ということで、最初は、
「娘の結婚相手と初めて食事をしてテンションマックスな家族」
かと思い、ほほえましい思いでいました。
自分にも記憶があるからです。
特に聞くつもりはなくても、じーさまの声が大きいこと、ばあさまの
笑い声がけたたましいことから、どうしても注目が行ってしまいます。
要するに、レストラン中、会話はほぼ丸聞こえ。
そこで分かった人間関係は、
80の老夫婦+40前半の娘
家族のだれかの主治医(たぶんじいさま)、50過ぎ、妻子あり、他の3人とは血縁関係なし
でした。
50過ぎの妻子持ちの医者が、日曜日の晩御飯を外で食べる・・・んだ?
とても不思議。
患者さんからの付け届けをいただくことはあっても、個人的に食事をすることは滅多にないですし、
医者がそれなりに多忙なことは患者さんもわかっているので、誘うこと自体、あまり思いつかないことが多いけどな。
誘われても、やんわりきっぱり断わるし。
もし食事する場合は、
患者さんがよほどのVIPで、何らかのメリットを期待できる
患者さんが講座に多額の研究費を寄付してくれたのでお礼
何か弱みを握られた
などなど、何かがあります。
でも、そういうのでは全然なさそう。
ちなみにレストラン自体は悪いところではないものの、接待に使うレベルのところでは全くないです。
もしかして、娘の結婚相手に考えておもてなししているのか?
とも思ったりしましたが、医者の家族構成を把握している時点で、それもなさそう。
Q:どーしてこういうことになっているんだろ?
A:たぶん、何かの折の会話でしくじって、食事に付き合う羽目になった
と推察します。
本当のところはどうなのか全然わからないですけれどね。
でも、接待されている人が全く楽しくなさそう、というのは同情に価するものですが、
ご自分の対応がまずかったんだろうと思われるので、なんとも言えないところです。
勤務医でも、みなさん、結構なグルメの人が多いですし、私よりも上の年代だったら
かつての製薬会社の接待にどっぷりな時期もあったはずですからね。。。
(私ですらお相伴にあずかって、今はない、銀座東急ホテルのフレンチとか、色々高級なところ
に連れて行っていただいたことがあるぐらいです)
連れて行ってもらってうれしいレストランじゃないと、テンションが上がらないでしょうしね。。。
あまり値の張るところにお連れしたら、逆に気を使われちゃうかしら?
などという心配は無用で、そうでなければわざわざ出向く意味がないのですよ。
テンションマックスのじーさまはそんなことお構いなしに、
「うなぎも焼肉もお好きでいたら、今度またお連れしなくては! 安くておいしいところを知っているんですよ!」
とおっしゃっておられましたが、もう逃げ出したい一心だったはずです。
そういうのは泥沼に嵌る前に抜け出さないとね。
別にじーさまを責めるつもりもディスるつもりも全くないです。
単に価値観がかみ合わないだけの話で、そういうのは分かっている人間がサクッと引くべきなだけ。
しくじったツケは自分で払わないとね。
ある程度の年になると、お金よりも時間の方がはるかに大切ですから。
などと、意地悪なことを思いながら、それを肴に我々は楽しくお食事をした次第です。
