今日も朝からバングラのニュースに釘付け。

ベンガル語は分からないけど、他の事をする気にもなれず。

ダッカの友達に連絡を取り、大丈夫?気をつけて?と話しているうちに、ネットが急に使えなくなった。

すぐ戻るかと思ったら、完全にWIFI が遮断されて、あ~また政府がやったんだなと思う。

 

何もすることがなくなったので、外に行こうと思い、下に行くと、ホールに先生らしき人がいたので近づいていく。

先生らしき人がいると、英語が話せるので事情を聞きたかった。私が近づいていくと、向こうから話しかけてくれたので、一緒に座って、情勢を教えてもらう。とても丁寧に教えてくれたので助かった。

一緒に散歩でも行こうと言われたので、歩きに行って更に色々聞く。

 

その後部屋に帰って、ダラダラしていたらネットが復活した。早いな~とちょっと不思議だった。

その後、外から大きな声が何回か聞こえてきて、プロテストかな?と思って、様子を見るために外へ行こうと下に行く。

今度はホールに、いつもはない椅子がたくさん置いてあり、そこにたくさんの人が集まってテレビを見ていた。

 

朝話した人がいて、私を呼んでくれて、首相が逃亡した、学生の勝利だ!と教えてくれた。

他の人もみんな嬉しそうだ!しばらく一緒にテレビを見る。

 

その後外に行くと、守衛の人が嬉しそうに話しかけてきてくれた。

「自由だ!」と。

外の店にもたくさん人がいて一緒に話す。

外を一周して、皆さんと勝利の喜びを分かち合う。

今日はいろんな人に初めて会ったり話せた。

 

その後となり町へ買い物へ。

ちょうど、バイクの集団が勝利の行進をしていて、たくさん人がいた。

ちょうど私の前で止まり、記念撮影をしていたので、私も写真を撮らせてもらう。

みんなが私に気付き出したので、手を振ると、皆嬉しそうに手を振り返してくれた。

私がこぶしを上げて、勝利を讃えると、皆声を上げて、こぶしを上げて私に応えてくれた。

嬉しかった。

 

 

 

バングラにいる中で、一人だけの日本人として孤独を感じることはたくさんあるけど、こうやって日本人だからこそ、注目してもらって、優しくしてもらって、喜びを分かち合えることもたくさんある。

 

今日は、バングラの人たちと、この歴史的な瞬間を共に分かち合えたことを本当に嬉しく思う。

 

これからどうなっていくのか、道のりは長いだろうけど、私が好きなバングラデシュが平和な国になることを祈ります。

 

私を受け入れてくれて、一緒に喜びを分かち合わせてくれたバングラの皆さん、ありがとう。