【北海道新聞 第2社会面より】
バスケットボール男子日本リーグのレバンガ北海道ほ24日、パナソニック戦に76-86で敗れて5位が確定、上位4チームによるプレーオフ進出が消えた
チームの運営法人理事長を兼務しながら走り続けたエースの折茂武彦選手(41)は「一緒に戦った仲間や支えてくれた人たちのおかげでここまで来れた」と、激動のシーズンを振り返った
最終戦を残しての終戦
折茂選手はチーム2位の16得点を挙げたが及ばなかった
試合後、厳しい表情でスコアシートを見つめる姿があった
昨年1月に前身のレラカムイ北海道の運営会社がリーグ除名処分を受けた後、チーム存続に奔走した
「3ヶ月間、ボールを全く触らなかった」
体重は7キロ減り、スーツのズボンに握り拳が2つ入った
自ら、運営団体の一般財団法人北海道総合スポーツクラブを設立して、昨年10月にリーグ開幕にこぎ着けた
だが、資金繰りはめどがつかないままのスタートだった
チームは序盤を1勝1敗のペースで戦ったが、昨年11月に胃腸炎で1試合を欠場すると、そこから4連敗
折茂選手は「胃腸炎は毎年起こるが、あの頃は本当に資金面が苦しくて1ヶ月早く発症した」と苦笑する
選手に給与を支払い、道外遠征に出ると、銀行口座残高が「何度も底を付きそうになった」
熟睡できず、2~3時間置きに目が覚める日々
スポンサーからの入金で一息つく繰り返しだった
「選手にはバスケットに専念させたい」と、スポンサーの獲得に練習後の疲れた体で営業に回った
本州遠征から深夜に札幌に戻っても翌朝から営業に出かけた
同行した本多郁隆さんは「試合直後に、入場者数や興行の売り上げを聞いてくるようになった」と経営者としての成長ぶりを指摘する
今季は選手として昨年11月5日に前人未到の通算7000得点を達成、この日までに7513点に伸ばした
「仕事の流れがわかってきた」(折茂選手)年明けからは好調で、チームは初のリーグ戦勝率5割を確定した
リーグ戦は25日に全日程が終了する
翌日に札幌に戻り、企業回りをする予定だ
「ある意味、これからが本番ですよ」と折茂選手
運営法人の経営態勢確立へ、来季へ向けた戦いが始まる
(全文引用)
プレーオフ進出を争えるなんて
当初は誰も想像しなかった…
勝率5割確定、5位
成長し、進化した
レバンガ北海道
最高のチーム
北海道の誇りです
ありがとう
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