《新HCで開幕戦》
速さと華麗さ
緻密さと豪快さ
そんな魅力に加えて
今年はベンチからも目が離せない
レラカムイ北海道
過去3シーズン、下位に低迷したチームの建て直しのため、今シーズンから新たに指揮を執るジョー・ブライアントヘッドコーチ
Q.バスケットの哲学は?
(ジョー)
バスケットを楽しむこと
楽しまないと力を発揮できないからね
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(コービーにレイ・アレンがマッチアップの写真)
ジョーの長男は、バスケット好きならずとも知っている、世界最高峰のNBAで何度も最優秀選手に輝いているスーパースター、コービー・ブライアント
ジョー自身もかつてNBAで活躍していた
つい6年前までは選手兼監督としてプレーしていただけあって、自らが手本になって指導に充たる
(ジョー)
一緒にプレーするのは最高の指導
自分が言っていることをコートの上で教えることができる
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ジョーは、組織プレーに重点をおいていたこれまでのチームカラーを捨て、選手の自主性を尊重するバスケに舵を切った
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(良太)←髪の毛が立ってる
どのプレーに対しても、いいプレーした方を誉めてくれるので、(例えば)ディフェンスでチャージングをもらったら、オフェンスがチャージングしたことをどうこう言うんじゃなく、ディフェンスがチャージングをもらったことを誉めたりとか、全ていい方のプレーを言ってくれるので、選手としては、やりやすいし次も頑張ろうという気持ちになるので…
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Q.今シーズンの目標は?
(ジョー)
プレーオフ
プレーオフに出るためにはホーム戦を勝つことが重要になる
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◇第1戦
地元札幌で行われた開幕戦
負けることに慣れてしまったチームの自信と誇りを取り戻すことができるのか
相手は昨シーズン1勝5敗と、苦手のトヨタ自動車
第1ピリオドはエース折茂、新加入柏倉のシュートが次々に決まり、互角に渡り合う
しかし、まもなくほころびが目立ち始める
リバウンドが取れない
相手のパワー、気迫に押され、ゴール下を支配されてしまう
レラカムイが奪ったオフェンスリバウンド7本に対し、相手は18本
25点差の大敗に、ジョーから笑顔が消えた
(レラ 57ー82 トヨタ)
初戦後の記者会見で
(ジョー)
相手はオフェンスリバウンド18本
あまりにも多過ぎる
明日の試合に向けてそこを修正しなければならない
◇第2戦
屈辱の敗戦から一夜
この試合のテーマはリバウンドだった
長身の外国人選手だけに任せず、ガード陣も体を張ってボールに飛びつく
リバウンドは多く取れるほど攻撃の回数が増え、リズムが生まれる……はずだった
パスコースを読まれ、ことごとくボールを奪われる
ターンオーバーの連続で、掴みかけた流れを一気に持って行かれた
またしても新たな課題が浮き彫りとなる敗戦だった
(レラ 58ー79 トヨタ)
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(第2戦後の記者会見で)
(折茂さん)
ホームで負けたことは悔しいし、ファンの皆様の期待に応えることができなかったので申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど、まだ長いシーズンが始まったばっかりで、ファンにいいレラカムイを見せられるように頑張っていきたいと思います
(ジョー)
選手たちは様々な面で進歩しなければならないとわかっている
絶対に諦めず、一生懸命戦うだけだ
最後にジョーは
Will be OK Will be OK
と言った
これからに期待