指先の骨折から、不運が続いています。
もう笑うしかないような出来事の連続でしたが、少し冷静になれたので
今日はその経験を、少しだけ書き残しておこうと思います。
もし同じように、指先の怪我で悩んでいる方がいたら
この言葉が届いて、何かの助けになったら嬉しいです。
※経験談です。苦手な方はスルーしてくださいね。
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まず最初に。
私は、ギター弾き語りのシンガーソングライターとして25年活動しています。
作曲家として「とちぎ国体」のテーマソングも担当させていただきました。
ルーパーを使って、アコースティックギターを激しく弾きながら歌う人。
そんな私の25周年に、不運が起こりました。
ちょっとしたことで押されて、その場で転倒。
とっさに手をついたため、指から倒れてしまいました。
「痛い!」と思ったけど、一緒にいた方に心配をかけたくなくて笑ってごまかしました。
相手だって、それが原因で怪我をさせたなんて知ったら悲しむと思ったから。
でもその翌日からロケの仕事。大きな荷物を運んで動く予定が詰まっていたので、翌朝すぐに病院へ。
レントゲンの結果は「中指と薬指の第一関節の骨折」。
先生お手製のギブスを作っていただき、地元でないことを考慮してレントゲン写真も撮らせてくれました。
ロキソニンにはアレルギーがあるため、薬は受け取らず、ペインクリニックの痛み止めで乗り切りました。ありがとう、先生。
ロケは3日間、私はAD。予測不能の現場で、知らない街を運転して走り回る日々。
骨折してるのに、音声対応や機材の竿を振り回したり…。
正直、「ドタキャンなの?」と言われてしまって、もう引けなくなったのです。
戻ってからは、手がひどく腫れて痛み止めを限界まで飲み続けました。
吐き気、めまい…まさに「骨折あるある」ですね(笑)。
1週間後、地元の整形外科へ。セカンドオピニオンとして診てもらい、同じく「中指と薬指の骨折」との診断。
今度はテーピングのみ。ギブスはなし。
「先生、この指、少し曲がっていませんか?」と聞いても、「骨は外れていないし大丈夫」との返答。
…そっか、気のせいか。
でも、1週間後、どんどん指が曲がっていくのが自分でも分かる。
さらに1週間後、再診の場で再び伝えると、
「うーん、テープ巻いておいて」と軽く言われ、看護師さんが指先にテープだけを巻いてくれました。
結果、指は小指側に寄り、動きが定着してしまったような形に。
改めてペインクリニックの先生に話すと、
「手の整形専門の先生に診てもらって」とサードオピニオンの紹介。
診断の結果──
薬指の曲がりは「10度」。
…ね?やっぱり曲がってるじゃん。
もし、もう少し早く診てもらえていたら、
簡単な手術で済んでいたそうです。
今となっては、骨がくっついてしまっているため、骨を切って真っ直ぐにする必要があるとのこと。
選択肢は2つ。
A. このままの形で生きるか。
B. 手術して、元の形に戻すか。
現状、薬指は突っ張っていて、皮膚の中が痛み、細かい動きが難しい。
ギターのコードを押さえるとき、いつもの位置に指がいない。
手術をしても「動きが完全に戻るとは限らない」とのこと。
先生からは、
「今週、ギターを弾きながら考えて。
曲がった指のまま演奏を続けるか、手術してリハビリするか。
これ以上、骨が固まる前に決めよう」と言われました。
──そんなお話でした。
もし同じような怪我で悩んでいる方がいたら、
「指を使う仕事だからこそ、決断に悩む気持ち」伝わると嬉しいです。
読んでくださって、ありがとうございました。