春が来ていたそうで
気づきませんで
菜の花を見つけて
嬉しくなった





春が来ていたそうで
気づきませんで
自分の位置が分からなくなった

混ぜた土の匂い
緑が腐る匂い
何かが燃える匂い

果てた姿は儚く
弱きものもまた儚く







ふと友人の顔が浮かんだ。
その子は自分を毒だと言っていた。
私はそれについて、そう感じたことはないと伝えただけで話ができていない。
だけど、ずっと引っかかっている。
もっと語りたい。
会いたい人がいる
大きな声じゃ言えないけど
守りたいものがある
細やかなものだけど
壊したいものがある
細やか過ぎるものだけど

聞いて欲しい歌がある
やりたいことがたくさんある


なのに
この足は前へ行かない








はて?
ここはどこでしょう?





冬ですか?
春ですか?








立春を過ぎたから春だなんて
寂しいこと言わないでね








春が来ていたそうで
気づきませんで
自分の位置が分からなくなった


ピンボケをしているような
そんな感覚。



昔はそれが不安で怖かったけど


今は驚くほど怖くない。

うまく言葉にできないことを
言葉にする必要もなく
位置がわからなくてもそのままでよく
季節の移り変わりのように
曖昧なまま漂うことは
時におかしなことではないと悟った。
白か黒しかない世界だなんて
オセロと囲碁だけで充分じゃないか。
↑ちなみにオセロが趣味です。










菜の花を見つけた空の下で
そんな風に思うのでした。



毒とはつまり
何なのだろう。
紫陽花みたいなものなのだろうか。
毒を持つ紫陽花だって
6月になったら美しく町を染める。
今度会ったら教えてあげたい。
毒でもそれでいいんだと。














ご静聴ありがとうございました。







カーモンベイベーみなさん〜〜




2019年3月10日(日)
『サトウヒロコ ワンマンライブ in 宇都宮〜佐藤 殺到 310(サトー)祭り〜』
Open13:00/Start13:30
前売3000円/当日3500円 +1D別 500円

予約はこちら。
live@hiroko310.com






明日もいい日でありますように。