ギターリスト
弥吉淳二さんのお別れの会に出席してきました。


15年くらい前、下北や渋谷あたりで
毎日のように飲んだりなんかして
本当によく遊んでくれたお兄ちゃん達がいます。
私の20代前半を
色濃く染めてくれた素敵な人たち。

弥吉さんはそんなお兄ちゃんたちの1人で
私なんかとも仲良くしてくれたのを覚えています。



初めて弥吉さんに出会った日

『お前がサトウかー!
女やん!男やと思ってた!』

と、言われたのを覚えています。

私の話をしてくれた人たちの話を聞いて
"サトウという奴がおる"
と、勝手に男だと思っていたのだそう。


それからは会うたびに、
サトーーー
サトーーー

と、私みたいなぺーぺーを気遣い、気にかけてくれました。




弥吉さんが
好きだと言ってくれた曲があります。


『サトウ、サトウ
あの曲耳コピしたぞ。
聞いてくれ!
難しい曲だな!』


「いえいえ、弥吉さん、
そんな難しいことしないですよ。
4カポCで弾くんですよ。」


『あーー!なるほどー!
でもカポしきらーん!
いい曲だなー。
好きだなー。』



バーのソファーに腰掛けて
アコギを弾いて聞かせてくれた可愛い人。

弥吉さんのおかげで
その曲は今でも、私の宝物みたいな曲です。




5年ほど前に
共通の友人がいることが判明して、
嬉しくて連絡を取り合ったのが最後でした。



お別れの会に訪れていた
彼を囲む沢山の仲間は
涙見せず歯食いしばって
凛と立ち振舞っていました。

その姿は弥吉さんそのもの。

最後の言葉を贈ったぐんさんの背中もまた
沢山のものを背負っているように見えて心が震えました。



いくつかの記憶を思い返しながら
凛々しくギターをかき鳴らす姿と同じくらいか、いえ、それ以上に
無邪気に笑う弥吉さんの顔ばかり浮かびます。
ほんと、楽しかったな。


久し振りの面々にも再開できまして
くすぐったいような不思議な気持ちになりました。

みんな健康で長生きしてほしい。




写真を撮る気になれなかったけど
一枚だけ。

お別れの会の後の別室で配られた
小さなケーキ。


弥吉さん...
夢でもいいから、もう一度会いたい

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#弥吉淳二