ニシダヒロコの脱皮ライフ -26ページ目

ニシダヒロコの脱皮ライフ

幼少の頃から冒険が大好きで、いつの間にか世界に旅立ち、波乱万丈な人生を送ってきた。はみ出ても失敗しても大丈夫。すべては自分を脱皮させる貴重な体験です。ここは皆様とご一緒に 個性と自由と世の中との調和を考える場。

忘れもしない あの朝。
ニューヨークが 世界が 仰天した あの日、9.11。



私はグリニッジビレッジの 10丁目に住んでました。



朝屋上に出て、
必死に何かを見ている近所の人らが
ニュースをみろ、って言う。そして…


三歳の息子を連れて、外に出てみた。
なんだか皆が 超興奮状態で
昼間からカフェもバーも人で溢れてる。
しゃべらな落ち着かないって感じ。



この街全体が映画のロケ上になった
だけなんや、と思いたかった。


ぶっとびすぎて、意識がついていけへん。



息子の大好きなパトカーと救急車、消防車だけ
区域内に入れます。
夜中じゅう ピーポー、ピーポー ひっきりなしに 通ります。



だから三輪車も 乗り放題の、
いつもとは違う 歩行者天国に 大喜び。

まさか子供には あの究極の映像は見せれない。




その日から数日間 新聞、新鮮なミルクやら
日常品は一切手に入らへんかった。

閉鎖状態ですから、友人もこちらに来るときは
パスポート持って、長い列に並んで やっと入れます。



いつも行く消防署の前に貼ってある写真を見て号泣しました。



仕事がない時は子供たちを消防車に気前よくのっけてくれた
あのイケメン の 消防士 さんたち。



あんなかっこいい 死に方はあんまりないです。




崩れていくビルの中に 自分のことなんか顧みず
人を救いに ドンドン 入っていったそうです。