高校生の模擬国連(Model United Nations)のガイドです。

 

初参加者向けの説明です。


模擬国連は、一般的にMUNと呼びます。

 

国際問題に興味がある人、ディベート力を磨きたい人必見の内容です。また、課外活動なので、受賞は実績になります。

 

賞はいろいろありますが、どの賞でも、参加している証明となり、海外大学では普通に良い実績として考慮されます。

1. 模擬国連(MUN)とは?
 

「国連会議をシミュレーションする教育プログラム」で、参加者は各国の大使役として、国際問題の解決策を議論します。
 

基本は英語で開催されます。日本国内のもので、日本語で開催するものもあります。

1議題あたり2日間の会議が一般的でしょう。

国際大会になると日数は伸びます。また、アジア各国で開催されているその国内大会では3日程度の日程で、学校を休んで参加します。


最終的に「決議案(Resolution)」を採択します。立派な内容だけではなく、実現可能なレベルにおとしこまれます。

例)扱う議題テーマ
「気候変動と小島嶼国の危機」「AI時代のプライバシー保護」など

注意)一般的なマナーとして、その時の戦争は取り扱いません。当事国からの留学生などがいることを加味しています。

2. 参加までの流れ(初心者向け)
 

Step1:大会を選ぶ
 

国内の高校生向けMUN(日本語開催が多い)
→ 初心者におすすめ(例:全日本高校模擬国連大会)

国際大会(英語必須)
→ 上級者向け(例:Harvard Model UN)

検索キーワード
「高校生 模擬国連 2024」「MUN for beginners」

Step2:国・役割を割り当てられる
 

参加登録後、運営から「担当国」と「議題」が通知されます。


例)「インドネシア大使として『海洋プラスチック問題』を議論」
国は選べません。大会によってことなりますが、国籍を考慮して担当国をわりふりすることがありますが、よほどのことがない限りはランダムになります。

 

日本人だけど、全くしらないアフリカの小国担当になったりするわけです。

Step3:リサーチ&準備
 

必須準備物
ポジションペーパー(200~400字)
→ 自国の立場をまとめたもの(提出必須の場合も)

スピーチ原稿(1分程度)
→ 初日の「自国紹介」用

リサーチノート
→ 自国の政策・国際条約・データを整理

準備のコツ
 

実際の外務省HPや国連統計データを活用します。

つまり、嘘ではありません。実際に本当の内容を持ち出す必要があります。

 

「自国」と「反対立場の国」の両方を調べる

 

議論は過熱白熱します。反対立場の国の事情を無視できません。つまり、知っていることが重要です。

 

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3. 会議の流れ(当日の動き)

【1日目】オープニング&自国アピール
ロールコール
→ 国名を呼ばれたら「Present!(出席)」と回答

細かいルールもありますが、基本はその場ですぐに分かります。


スピーチ(General Speakers’ List)
→ 1分間で自国の立場を表明
 

(例)「インドネシアは海洋プラ対策に年間100万ドルを投資しています」

【2日目】交渉&決議案作成
 

非公式協議(Lobbying)
→ 休憩時間に他国と同盟を組む
 

(例)「島国同士で共同提案しない?」

決議案(Draft Resolution)作成
→ 複数国で解決策を文章化
 

「Preambulatory Clauses(背景)」+「Operative Clauses(具体的措置)」で構成

【最終日】投票&表彰
修正案の議論
→ 他国の案に反対意見を提出可能

採択(Voting Procedure)
→ 過半数で決議案が可決されれば「会議の成果」に

4. 初心者が押さえるべき3つのコツ
 

① 最初は「小さな発言」から始める
 

「動議を提出します(Motion to…)」
「質問があります(Point of Inquiry)」

細かい発言ルールもあります。

② 服装は「スーツorフォーマル」
→ ジャケット必須の大会が多いです。本当に会議に出席する雰囲気です。

 

スーツなど今後面接などで着る機会があるんで、着慣れる事ができます。

③ 評価ポイントは「協調性」
× 自国利益だけを主張する
○ 「全会一致に近い解決策」を目指す

 

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5. 参加後に得られるスキル

国際問題の深い理解
英語ディベート力(英語大会の場合)

交渉力・即興思考力

受賞するには、コツがあります。最初の半日はしっかりと他国の意見を聞くこと。

次第に発言を増やし、最終日後半はしっかりと意見を言って目立つ。

一般的に、これで何らかの賞がもらえます。

 

最初から頑張りすぎて、後半無口になると賞はもらえませんね。
 

「話すのが苦手」でも大丈夫!
最初は聞いているだけでもOK。ぜひ一歩踏み出してみてください

「インターナショナルスクール vs バイリンガルスクール」

 

教育哲学の根本的な違いを徹底比較

 


「英語で学べる学校」と一口に言っても、インターナショナルスクール(IS)とバイリンガルスクール(BS)では、教育の目的・カリキュラム・学習スタイルが大きく異なります。


どちらがわが子に合っているか迷っている保護者のために、教育哲学の根本的な違いを比較し、選ぶ際の判断基準を解説します。

 

👇悩むなら読んでみる。

子供の為に国際バカロレア校を選ぶべきか悩んでいる時に読む本: 学年別、進学のパターンとその実情: IB校の進学のパターンとその実情 (国際バカロレア教育コンソーシアム)

 


1. 教育目的の違い:「英語習得」か「国際マインドセット」か


バイリンガルスクール(BS)の特徴
 

「英語と日本語の両立」が主目的

日本のカリキュラムをベースに、英語イマージョン教育を取り入れる

英語「も」できる日本人を育てる(例:小中高でCEFR B2~C1レベルを目指す)

日本の大学進学も視野に入れた教育

中学受験・高校受験に対応したカリキュラムを持つ学校も多い

英語力は「スキル」として扱われる

 

 


インターナショナルスクール(IS)の特徴

「国際的な学びのコミュニティ」が主目的

英語は「ツール」ではなく「学びの言語」として使われる(例:IBプログラムなど)

多国籍な環境で、異文化適応力・批判的思考・自己管理能力を育成

海外大学や国際バカロレア(IBDP)を前提とした教育

日本の大学進学には追加対策が必要(帰国子女枠やIBスコア換算)

 

 

検索すべきキーワード

イマージョン教育

 

 インターナショナル教育


CEFR B2レベルとは?


2. カリキュラムの違い:「日本の学習指導要領」か「国際基準」か
 

比較ポイント    バイリンガルスクール

 

    日本の学習指導要領 + 英語強化   

 言語比率    英語50%・日本語50%(学校による)    
 評価方法    テスト・定期考査あり  
 進路の想定    日本の私立中高・海外進学   

歴史を一例に)
バイリンガルスクール → 日本の教科書を英語で学びつつ、日本の歴史もカバー


比較ポイント    インターナショナルスクール
 

 国際バカロレア(IB)や英米のカリキュラム(IGCSEなど)
 英語メイン(日本語授業はオプション)

 評価方法      プロジェクトベース・ルーブリック評価

 進路の想定     海外大学・帰国子女枠での国内大学
歴史を一例に)
インターナショナルスクール → 世界史を多角的に学び、「帝国主義の影響」などをディスカッション

 

👇小学生低学年の女の子はほぼ皆この本を読んだことがあります。シリーズ物。

Ruby the Red Fairy: The Rainbow Fairies Book 1 (Rainbow Magic) (English Edition)

 


3. 学校文化の違い:「日本の集団主義」か「個人主義」か

バイリンガルスクールの文化
「和」を重視した規律ある環境

日本の学校に近いルール(制服・時間割・クラス単位の活動)

英語は「科目」のひとつで、学校外では日本語メインの生活

インターナショナルスクールの文化
「自己表現・自主性」が最優先

生徒が教師に直接フィードバックを求めることが普通

多国籍な環境のため、宗教・文化の違いを日常的に意識する

 

保護者のリアルな声

「バイリンガル校では英語力は伸びたが、『自分の意見を論理的に述べる』訓練は不足していた」(小6保護者)


「インターナショナルスクールの子は、小学生でも自己主張が強く、最初は驚いた」(新入生の親)

4. 結局どちらを選ぶべき?判断基準3つ


バイリンガルスクールが向いている子
日本の学校との併用・中学受験を視野に入れている
英語はできたほうがいいが、日本語力も同等に重視
規律ある環境で学ばせたい

インターナショナルスクールが向いている子
将来は海外大学やグローバルキャリアを考えている
異文化環境で、自主性・クリティカルシンキングを育てたい
英語を「勉強」ではなく「生活言語」として使いたい

 

5. さらに深く知りたい人への推薦本&記事

 

 


まとめ:どちらが正解ではなく「どのような人間に育てたいか」で選ぶ


バイリンガルスクールは「英語が使える日本人」を、インターナショナルスクールは「世界で通用する国際人」を育てる傾向があります。
 

「わが子の性格」「将来の進路」「家庭の教育方針」 の3点から、最適な環境を選んでみてください!

 

👇ご参考に。アマゾンキンドル本。
 

※しばらくは土日を含めて毎日更新します。

 

インターナショナルスクールの「隠れカリキュラム」

~グローバル子育ての意外な盲点~

今日は、英語力より大切な「3つの非認知スキル」についてです。
 

最近はちょっとお堅めな文章です。

 

インターナショナルスクールに関する保護者の関心はどうしても英語力に集中しがちですが、実は現地校や日本の学校との最大の違いは「暗黙のルール」にあります。ある元教員の調査によると、インターナショナルスクールで成功する子供に共通するのは、次の3つの能力です:

セルフアドボカシー(自己主張力)


「先生、この評価基準でAを取るには何が足りませんか?」と自ら聞ける力。驚くべきことに、アジア人生徒の約62%がこのスキル不足で初期段階で苦労するというデータがあります。

 

 

カジュアルリサーチ力


「調べ学習」と聞くと大袈裟に考えがちですが、実は日常的な「Why?」の積み重ね。ある学校では、小学3年生が「なぜスクールバスの色は黄色なのか」という疑問から、交通安全の歴史研究を自主的に始めた例が。

クロスカルチャー・コードスイッチング

 

日本人同士の会話と多国籍環境での振る舞いを無意識に切り替える能力。これは言語以上に重要なスキルで、卒業生の追跡調査ではこの能力のある生徒の大学進学適応率が87%高い結果に。

知られざる「スクールカルチャー診断法」
 

インターナショナルスクールを選ぶ際、多くの家庭がカリキュラムや学費を比較しますが、最も重要なのは「休み時間の観察」です。

 

見るべきポイントは

 

教師と生徒の距離感:
教師が昼食をどこで食べているかで教育方針がわかります。カフェテリアで生徒と一緒な学校は、オープンな議論を奨励する傾向が。

遊びのクリエイティビティ:
校庭で生徒が自分たちでルールを変更したゲームをしているか?これはIBの「主体性」指標と相関があります。なかなかわからないことですが、学校見学会で質問のなかで見えてきます。小学生・小学校なら「流行している遊びは?」

多国籍グループの自然度:
人種別のグループ化が起きていないかは、学校のインクルーシブ教育の成功度を示します。

 

👇成績が良い生徒向け〖海外大学合格の手引き〗全話全文公開のnoteリンクです。

 

どこの国でもけっこう難しです。小学校低学年でこれができていない場合は、教師の質の問題も。

ある保護者の体験談:
「見学時に『この学校の最大の欠点は?』と在校生に直接聞いたら、生徒が即座に『図書室の新刊入荷が遅いことです』と回答。その正直さに感動し入学を決めました」

家庭で今日からできる「グローバル習慣」
インターナショナルスクールに通っていても、はなくなじみたいものです。

ディベートディナー:
週1回、家族で意見が分かれるテーマ(「宿題は必要か?」など)について、役割を決めて議論。考える力の練習です。否定はしてはいけません。


グローバルニュース・スポットライト:
世界のニュースに関して意見を比較。



"International School vs Bilingual School":
教育哲学の根本的な違いがあります。

 

興味あるかたは、今後のブログをお待ちください。


おすすめ書籍:

 👇インター校入学を目指して。

成績だけではない。インター校に絶対に合格したい時に読む特別な「方法」: 入学試験、面接が間近でもすぐに始めることが必要 国際バカロレア (完全版)

 

インターナショナルスクールの真価は、英語力でも大学進学実績でもなく、「多様な正解に寛容な思考様式」を育む点にあります。次回の学校見学では、カリキュラムの裏に潜むこれらの「隠れカリキュラム」にも注目してみてください。きっと新しい発見があるはずです。

今日は、午前にひきつづき、イギリスの大学受験で求められる、新しくなったパーソナルステイトメントに関してです。

 

【2025年度版】UCAS新パーソナルステートメント:保護者が知っておくべき3つのサポート術

 

親が子どものパーソナルステイトメントに関して、どうやってサポートすれば良いのかという話。


1. 「経験の可視化」を助ける
 

新形式では「事実ベースのスキル証明」が求められます。保護者は以下の方法でお子さんの活動を記録・整理しましょう。いざ書く時に書き忘れはかならず生じます。親がメモっておくことが重要です。特に、日時やその時々の日程、それに関連するEmail などを印刷してファイリングします。

証拠ファイルの作成:
ボランティアの写真、賞状などをデジタル化・印刷して保存。

週1メモの習慣化:
「今週学んだスキル」(例:チームリーダーとして時間管理力を習得)をスマホのメモアプリで共有・印刷。


2. 質問の本質を理解させる
3つの質問には明確な回答方針が必要です。

 

家庭でできるアドバイス例
志望動機:
「なぜこのコース?」→ 「昨夏読んだ『〇〇』という本がきっかけ」 など具体的事実を引き出す。

 

 

課外活動:
「趣味のサッカーから学んだこと?」→ 「週3回の練習で忍耐力をどのように、協調性をどのように養った」 とスキル変換させる。

3. 学校と連携するポイント
進路指導の活用:
回答草案を必ず学校の担当者にチェック依頼

自由記述時代よりも添削効果が高い


オープンデー参加:
志望大学の説明会で「求める学生像」を直接聞き、回答に反映。

保護者のNG行動
× 自分で文章を書く
○ 「どんな経験が役立った?」と質問で引き出す
× スキルを誇張する
○ 証明可能な事実だけを記載させる

サポートの効果を高める工夫


タイムライン管理:
・高2の3月:UCAS ID取得  ※学校内で一斉に行う学校もあります
・高3の6月:回答草案完成  ※夏休み期間に行うのが通例です
・高3の9月:最終校閲  


ツール活用:
UCAS公式のWorksheetを印刷してリビングに掲示。

重要なのは「子供の経験を引き出す」姿勢です。新しい形式では、保護者の事実ベースのサポートが合否を左右します。

 

イギリスの大学入学申請プラットフォームであるUCAS(Universities and Colleges Admissions Service)は、2024年から2025年の入学申請に向けて大幅な改革を進めており、Personal Statement(個人陈述)の形式が変更されます。

 

引き続き変更・調整がありますから、最新の情報をしっかりと確認し、あまり過去にとらわれない対応をしていきましょう。


主な変更点
従来のPersonal Statementの廃止


これまで学生は、最大4,000文字(47行)の自由記述型のPersonal Statementを提出していましたが、2025年度入学(2024年秋申請)からは、新しい形式「質問形式」に変更されます。

新しい形式:3つの質問に回答
 

UCASは、当初は以下の6つの分野に関する質問を想定して準備していましたが、結局3つの質問に回答する形式になりました。

 

👇成績が良い生徒の〖海外大学合格の手引き〗です。全話全文です。

 

当初の6つは、


Motivation for the course(志望動機)
なぜそのコースを選んだのか?


Preparedness for the course(準備状況)
これまでにどのような学習や経験を積んできたか?
 

Preparation through other experiences(その他の経験)
アルバイト、ボランティア、課外活動などで得たスキルは?

 

 

Extenuating circumstances(特別な事情)
学業に影響を与えた事情(病気、家庭の事情など)があれば記載
 

Preparedness for study(学習への準備)
大学での学習に必要なスキル(時間管理、自主学習など)を持っているか?

 

Preferred learning style(学習スタイル)
どのような環境で最も効果的に学べるか?

 

 

でしたが、
次の3つになりました。

 

Motivation for the course(コースの志望動機)
「なぜこの分野を学びたいのか?」
学問的な興味、将来の目標、きっかけとなった経験などを具体的に説明。

 

Preparedness for the course(コースへの準備)
「これまでにどのような知識・スキルを身につけたか?」
学校の授業、課外活動、読書、ワーク経験などで得た関連スキルを提示。


Preparation through other experiences(その他の経験)
「学校外の活動(アルバイト、ボランティア、趣味など)から何を学んだか?」
時間管理、チームワーク、リーダーシップなど、大学生活に活かせる能力を強調。



この、長文(自由記述型のPersonal Statement)は、サポートを受けた学生が有利になる傾向があったため、より構造化された短文形式に変更と言われていますが、実際は大学担当者が合否判断しやすいように3つのポイントを明確ししただけとも。

 

👇こちらは、普通の成績の生徒向け〖海外大学合格の手引き〗全話全文です。

 

受験者の負担軽減は大きいと思われます。従来のPSは自由すぎて書き方が難しく、ストレスが大きかったため、明確な質問形式にすることで申請を容易にする。

かならず各質問に対して明確な回答が書かれることが重要です。


これまでのような「個性的なストーリー」よりも、事実に基づいたスキルや経験の提示が求められます。

最新情報はUCAS公式サイトで確認してください。

 

今日は、夕方に追加記事をだします。日本時間6時ごろを予定しています。

 

👇はアマゾンのキンドル本リンクです。