日本の大学入試における「女子枠」の設置については、「男性差別(逆差別)」という批判と、「ジェンダーギャップ是正のための暫定的措置」という支持の両方の意見があります。

 

この問題をちょっとでも現実的に考えると、大学と大学院における諸問題、女性へのセクシャルハラスメント、そして、男性だけの場所での女性のいずらさ問題など、いろいろ問題があることが分かります。

 

そして、女子枠は逆差別だからという意見に引き続き、それならば現状への改善案は? と良いアイデアがでてくることもなく、結局単純に見える女子枠が展開されている現状です。また、なぜ女性を増やしたいのかという理由が分からないと、女子枠を展開する理由も分かりません。

 

また、理系・理工学部などに女学生が非常に少ないことにおいて、10年後の日本を見据えた考えがあるかどうかも重要で、その理解が批判の差になっています。

 

そもそも、女子枠が差別的であれば、なぜそれが必要だと思われたかの現状をすぐに変化させるアイデアは大学側や文科省、有識者たちにあるべきでしょう。

 

そんな理由で女子枠を設置しているのではないという声も聞こえます。そうですね、発表は違いますね。発表が全てであれば「違います」。つまり、議論の中では多くのことが明示され、総合的な結論となっています。そこから、発表用の文章を作成していきます。その文面に全てを明記するわけではありません。

 

ここで、拒否反応を示される反応される方が多い話題なので、ひとこと申しておきますが、私は女子枠を作る側ではありませんし、推進したり、圧力をかける側の人ではありません。変化を求めるなら直接文科省へコメントや、文科省へアイデアとともに意見を伝える事のほうが効果的で社会的にも良いでしょう。もちろん、枠を持たない大学へ進学させるとうことも一つの手段ではありますが、その場合は子どもの選択を狭めないように考える必要もあります。

 

ちなみに、私の意見としては、大学入試における女子枠ではなく、中学校で全校生徒にSTEMベースの理系教育を進めることです。文系から理系を出すのではなく、理系から文系に移りたい生徒を出す仕組みです。男女関係なく、中学1年からは理系教育を進め、理系ではなく文系に進みたいとう希望であれば、文系コースを選択できる教育が今の理想です。それには最低でも数年かかりますから、今年、来年はどうする? 待つの? と聞こえてきそうですね。

 

さて、現状は以下のような議論が展開されています。

1. 「女子枠は男性差別か?」の主な議論


(1)「逆差別」と主張する側の意見
 

「学力試験の公平性を損なう」

一部の男子学生や保護者からは、「本来合格できる学力の男子が女子枠の導入によって不合格になる」という不公平感が指摘されています。

地方国立大工学部では、女子枠が定員割れして一般枠の男子学生が合格しやすくなるケースがあり、「女子枠が男子学生の合格率を上げる」という逆説的な現象も報告されています。また、これは偏差値で合格できるという単純な思い込みもあり、多少強引な話と言われます。つまり、面接や書類選考がない一発試験の得点順であればそのように思われても致し方ないですが、実際は書類を送付しているので、その内容を無視しているわけではありません。

 

しかし、この批判を回避するためだけではないのですが、総合型を定員の半数まで引き上げ、そもそも学力だけの入試と分けて考えるようになってきました。

 

総合的は判断での入試となり、そのような入試からの入学者数が半数いる、さらにはその中から大学での学力優秀者がでる現状から考えると、偏差値だけの学力批判に無理が生じています。

 

以前のような「推薦入試者は学力低い」という批判は、今はなくなったと言えます。

ちなみに、今の学力試験は公平なのかということを考えると、現在の推薦や総合型入試の仕組みと、約半数がその方式の受験を受けて入学している現状、さらには、7割程度まで引き上げる大学学部もあるということを無視できなくなります。つまり、そのような受験方法は、公平という観点でははかれない手法で合否を判断しているからです。学力試験だけの入試枠はなくしても良いと考えます。特に、トップ大学においては、学力だけではなく、面接などにおいてそれ以外の評価ベースの合否手法を採用すべきでしょう。つまり、公平不公平が見えなくなります。学力査定を5:面接などを5とすれば、学力の逆転は簡単に起こります。女子枠が必要であれば、総合型の中に入れ込みます。

「女子枠で入った学生への偏見」

「女子枠で入った学生は学力が低い」という誤解が生まれ、その女子学生が「特別扱いされた」というレッテルを貼られる懸念があります。しかし、大学での学びは高校、特に受験勉強につながらないことが多く、大学初年度の成績が翌年にも同じように維持されるということでもありません。

 

学力という偏差値的なアイデアだけを知っている高校卒業後の大学生による勘違いであれば理解できますが、1年、2年と大学生活を送ればその意見はなくなっています。

 

そもそも、一部資格系学部以外において、本当に大学卒業時の学力を気にしていますか? 学力とは単純に成績表の数字のことですか?

 

親世代は大学を卒業している親も多いので、大学での学力という言葉に理解がありそうですが、理系学部で必死で勉強して卒業した親と、そうではなかった親との意見の相違があるとも聞きます。

 

そのような学生の学力がもし多少低かったら、何が起こるのかを考えると、実は学力が高い学生がそうなった場合と同じ結果であり、大学内での学力維持が重要と分かりますが、その対応を求める声はありません。つまり、大学でしっかり学ばないなら留年させる、卒業させないという措置が必要だと、現在学生のこどもをもつ親からは聞こえません。それは理解できます。もちろん、必死に勉強している大学生の親であれば、足手まといになる学生を排除してほしいと感じることはありますが、その大学が不人気になるデメリットはかなり大きくなります。


(2)「ジェンダー格差是正のため必要」と主張する側の意見
 

「歴史的な構造的不平等を補正するため」

OECD加盟国の中で、日本の理系女子学生の割合は最下位(工学系16% vs OECD平均26%)であり、社会全体のバイアス(「理系は男性向け」という固定観念)を是正する必要がある。

京都大学は2026年度から女子枠を導入し、「男性9:女性1」という極端な偏りを是正しようとしています。

海外は関係ないと言われる方も多くいます。実際は、海外との比較や数字はプレゼン用の数字です。

 

本当の理由はそこにはありません。皆さんが気づいているように、多くの場合は親世代のジェンダーバイアスが問題です。それは高校の教師、塾の先生、そして両親、さらにはその上世代の祖父母。みんなが、女性は理系、特に理工学部よりも他の学部へと言い続け、否定され続けます。これは感想程度の意見ですが、女子枠はそこへの配慮にもなります。

 

女子枠というのは、今の生徒たちの為にありますが、実は親世代へのメッセージを兼ねたアイデアだとも言えます。中高生が変わるのではなく、親が変わる必要があります。


「国際条約(女性差別撤廃条約)に基づく正当な措置」
同条約第4条では、「事実上の平等を促進するための暫定的特別措置」が認められており、女子枠は可能だと解釈できる。そんなことは関係ありません。日本で必要だから推進され、必要なくなれば解除されます。少子化日本の話しです。

 

「正当な措置」というこれも、まるで海外からの圧力があったかのような内容ですが、単なるプレゼン用の資料です。無意味なプレゼンです。

 

実際は、女性のその分野での就労が労働者減を補うと期待されています。総数が変わらないなら、男性で良いとも聞かれますが、現状では足りないから変化を起こしてみるとなったようです。つまり、今のままでは何も変わらず、良くない方へ進むだけだという予想だったということですね。労働者数などの話しは私は知りませんが、なんとなく想像はつきます。


2. 大学側の対応と今後の課題
 

「学力基準を維持しながら多様性を促進」

東京科学大学(旧東工大)や名古屋大学などは、女子枠でも「一般入試と同レベルの学力審査」を行い、「学力低下」の批判を回避しようとしています。しかし、それでは大学内での学びはそれに続くだけハイレベルな物を提供できているのでしょうか?勉強しない学生を留年させているのでしょうか?専門講義内容は学力低下を嫌うだけの学力を求めているのでしょうか?

 

入学考査だけに注力しているようですが、批判回避が主眼になっているようですね。

そもそも、入試における偏差値が大学の学力ではありません。偏差値に比例して大学の卒業生が何かになるわけでもありません。

 

また、大学の学力低下を避けるのであれば、大学内で学ばない学生を留年させることの方が効率的です。卒業しにくい大学への変化ですね。しかし、それを行うと大学の人気がなくなり、大学の入試偏差値がさがります。それは学力低下と呼ばれてしまいます。いろいろと矛盾するようです。


「女子枠は過渡的措置」

京大や東工大は、「ジェンダーバランスが改善されたら廃止する」と表明しており、恒久的な制度ではないと説明しています。

そもそも、「バランスなど変える必要がない」と言われればそれで話は終わります。しかし、今の社会的にはそうではないので、バランスを変えなくてはいけない、変えるように努力する必要がある。これは、上場企業など働く人たちにとっては普通に理解できる経営者としての発想です。つまり、必要ないという理由が社会に受け入れられなくなっているとも言えます。

変えるなという意見であれば、それを維持できるように、日本の社会、さらには国際社会を変える努力が必要になります。個人で批判するレベルを通り越していますね。そのような運動を展開する人もいるのでしょうが、主流派になっていませんし、ネットニュースでもあまり聞きません。それでは本当は皆さんが納得していると思われます。お米の値段が上がっている時の反応のような、大問題にすることができていない為に、女子枠を廃止する、廃止させることができていません。

 


3. 女子枠は「差別」ではなく「是正措置」
 

短期的には「不公平」と感じる人もいるが、長期的に見れば、理系分野の女性進出を促し、社会全体の生産性向上に寄与する可能性があります。

 

生徒へのアンケートでも男女ともに「不公平かも」という声が多くあったようです。

しかし、現状への理解はなく、最初に問題点などを整理して説明した後の反応は、「他に方法がないならしかたない」となります。他に方法がないのが問題です。

 

ちなみに、日本の生産性の低さ、その問題を指摘されない日はないほどです。生産性をあげるということは、過剰に働かせられるということではありません。女性だからといって大学院にいかない、結婚した後は働かないという時代はかなり変化しました。理系、理工学系でも、女性は仕事を得られやすく、比較的高収入になり、働きやすい職場であることがあります。選択肢としては重要です。総数を増やすのではなく、いろいろな人がいることが重要なのでしょう。

重要なのは、「女子枠=学力免除」ではなく、「多様な人材を評価する新たな選考方法」と位置づけることです。

そこに批判をもっていっても、会社が理系の女性を採用したいと動いている場合は、大学はその準備を行う必要があります。

 

大学を批判しても無駄なのはこれが理由でしょう。つまり、採用したがっている会社を批判しないかぎりはこの動きを巻き戻させないでしょう。

 

採用したがっている会社は大企業であれば、その方向性を変えることは今の時代は無理です。それは皆さんがご存じの通りです。会社、特に上場企業の義務としていろいろなアクションをおこし、ジェンダーへの配慮が必要になっています。

 

女子枠を批判するために大学を批判するのではなく、その次の上場企業を批判する、つまりは社会を変える必要がある次第です。社会は日本単独ではなくなっているので、どんどん話が大きくなり、先進国を変えるということが必要だとなります。

 

紙ストローのように、日本だけプラでも良かったのですが、なぜ紙になったのか? 今またプラが見直されていますが、なぜそうなのか?

女性とストローを比較しても無意味でしょうが、考える時に、大学だけを考えると何も解決しません。



今後の展望:

企業の採用姿勢の変化、つまり理工系女子の積極採用がさらに進めば、女子枠の必要性は自然と減少する可能性があります。つまり、就職に有利な学部として理系、理工学系の人気がどんどん上がります。

一方で、「女子枠だけでは根本解決にならない」という指摘もあり、幼少期からの理系教育の見直しも必要です。それには、親世代が変わる必要があります。

 

STEM教育はそこからきていますが、それでもまだ女生徒に理系・理工学系をと望む親は少数と言われています。

 

親世代の時にはSTEM教育なんて言葉がなかったので、今は親が親としてそのことについて学ぶ必要があるからです。

 

教育は変化しています。教育現場はその変化に十分に対応しているとは言えません。

 

今まで女性がいなかった、極端に少なかった職場では、その上司・先輩に対する教育が必要です。会社ではそれを研修として行っています。大学でもそれが必要ですが、大学内でのそのような対応の為の研修は限定的で上場企業のようではありません。

 

ちなみに、女性がいない大学と女性がいる大学のどちらが良いかを男性の学生に質問してみたところ・・・。

 

男子校の大学ってないですね。

 

「勉強、いつする? 今日でなくてもよい」


今日は、インター校プライマリー生と親のための「学びのバランス」の話
 

こんにちは。今回は、インター校や国際バカロレア(IB)校のプライマリースクールに通うお子さんとその保護者の方に向けて、「勉強のタイミング」について考えてみたいと思います。

「今日、今、勉強しなくちゃいけない?」
「宿題、今すぐ終わらせなきゃダメ?」

そんなふうに思っている子や、お子さんに「早くやりなさい!」と声をかけがちな保護者の方へ。
実は、「今日でなくてもいい」ときだってあるんです。というより、今でなくても良いのです。この話は次回に続きますが、プライマリースクールで勉強勉強はあまり効果がありません。

 

👇一条校にするか、インターにするか。これを読んでから。

 


1. インター校は「勉強だけ」の場所じゃない

インター校やIB校の魅力は、学問だけでなく、探究心・創造性・社会性を育むこと。
 

プロジェクト学習、アート、スポーツ、ディスカッション… 学校生活は「机に向かう時間」だけではありません。
 

「今日は友達と公園で遊びたい」「家族でゆっくり過ごしたい」という日があっても大丈夫。
 

「学び」は教科書の中だけではなく、遊びや体験の中にもたくさんあるからです。遊びの経験は、今後の自由研究に役立ちます。サイエンスコンペに役立ちます。授業の中のストーリーライティングに役立ちます。そして、スクール内人間関係をうまくのりきるのに役立ちます。

 

👇これで合格できます。間違いなく合格できます。

 


2. 「やる気の波」を大切に

子どもにも「今日は集中できないな…」という日があります。
無理に勉強させても、効率が悪いだけでなく、「学ぶことが楽しくない」と感じてしまうことも。
 

「明日の朝、早起きしてやろう」
「週末にまとめて取り組む」
 

そんな選択肢もOK! 自分で計画を立てる練習にもなります。

 

「やれ、やれ」ではなく、それならどうしたいのかをたずねてみる事が重要です。

 

👇ほぼ唯一の実用書。

チック症とトゥレット症候群をコントロールする方法: 子供と学校生活、家庭での治療と自分でできるコントロールの方法

 


3. 家族の時間も「学び」の一部

「宿題を先延ばしにしてまで何をするの?」と思うかもしれませんが、

家族で料理をする → 算数(計量)・科学(食材の変化)の学び

外出先で会話する → 言語力・社会科の気づき

ゲームで遊ぶ → 戦略的思考・協調性の育成

これらも立派な学びです。「勉強=宿題」ではないことを、ぜひ覚えておいてください。

 

親との会話は、親の知識にも影響されます。親が子どもの学力を伸ばしたいと思うなら、時事ネタをしっかりと理解して、子どもに説明できる程度にすべきです。



4. 子ども自身に「計画する力」を任せてみる
 

「いつやる?」を子どもと一緒に考えてみましょう。

「この課題、いつまでに終わらせる?」
「遊びの予定と勉強、どう調整する?」

自分で決めることで、責任感と時間管理能力が育ちます。

 

👇全面改訂2026年版 国際バカロレア校を選ぶ前に読む本。

 


まとめ:バランスが大事

インター校の生活は、日本の学校と比較して楽ですが、それでも実際は毎日多忙です。でも、「毎日勉強!」と頑張りすぎなくていいのです。
「今日は休む」という選択も、学びの一部。
子ども自身が「学ぶ楽しさ」を感じられるよう、柔軟な姿勢で接してみてください。

 

国際バカロレア(IB)教育の魅力~多様な学びの世界を知る


「インターナショナルスクール」と「国際バカロレア」の違いとは?
 

今日は、インターナショナルスクールと国際バカロレア

(IB:International Baccalaureate)について、保護者の方々が気になるポイントを解説します。

「インターナショナルスクール」とは、主に外国籍の子ども向けの教育機関で、英語を中心としたカリキュラムを採用している学校が多いです。一方、「国際バカロレア(IB)」は、世界中で認められている教育プログラムで、日本の公立・私立校でも導入されていることがあります。つまり、インターナショナルスクールに通わなくても、IB教育を受けられる可能性があるのです。

 

 

インターナショナルスクールとは?

 

「インターナショナルスクール」 は、主に外国籍の子どもや帰国子女向けの教育機関で、英語を中心としたカリキュラムを提供する学校です。

  • 特徴

    • 英語で授業が行われることが多い(一部バイリンガル校もあり)。

    • 日本の学校教育法上の「一条校」に該当しない場合も多く、義務教育として認められないことがある。

    • カリキュラムは学校によって異なり、IB(国際バカロレア)ケンブリッジ式アメリカ式など多様。

    • 学費が高額(年間300万~700万円程度)。

    • 帰国子女や海外駐在予定の家庭に人気。

 

国際バカロレア(IB)とは?

「国際バカロレア」 は、世界共通の教育プログラムで、3歳~19歳を対象にした4つの課程(PYP・MYP・DP・CP)があります。

  • 特徴

    • 探究型学習を重視し、暗記よりも「なぜ?」を考える教育スタイル。

    • DP(ディプロマプログラム) を修了すると、世界の大学への入学資格が得られる。

    • 日本の公立・私立校でも導入可能

    • 言語は英語・フランス語・スペイン語が主流だが、日本では「日本語DP」も選択可能

 

 

「インターナショナルスクール」が向いている人

英語環境で学ばせたい
海外転勤が多い家庭
帰国子女やバイリンガル教育を希望

 


「国際バカロレア(IB)」が向いている人
 

探究型学習を重視したい
グローバル共通教育を受けさせたい
海外大学進学を視野に入れている

※IBはインターナショナルスクール以外でも学べるため、学費や進路に応じて選択可能です



IB教育の特徴~なぜ注目されているのか?
 

IB教育の最大の特徴は、「探究型学習」と「国際的な視野の育成」です。

世界中の現地校やインターナショナルスクールで採用されている教育プログラムで、最終的にIBDP資格を高校2・3年相当の2年間で取得します。その得点は大学入試における基準点になり、合否に大きく影響します。

 

 

つまり、このIBDP資格があれば、世界中のIB入試を行っている大学にアプローチが簡単にできます。

知識を暗記するだけではない

従来の詰め込み型ではなく、「なぜ?」「どうして?」を深く考える授業が行われます。

例えば、歴史の授業でも「戦争はなぜ起こるのか?」を多角的に分析し、自分の意見を論理的に表現する力が求められます。

 

ここで、多くの親が勘違いすることは、国際バカロレア教育は暗記が必要ない、ということ。それは間違いです。教科書を全部覚えてというような指示がクラス内で行われ

 

 

るのではありませんが、やはり試験対策には暗記をしておかないといけません。

 

主要な内容はかならず覚えておく必要があり、暗記が必要ないとういことではありません。

 

つまり、国際バカロレアを卒業した人でも、一般的な知識としての内容はかなり重複する部分で覚えているとうことです。

世界共通の評価基準

IBディプロマ(高校課程)を取得すると、海外大学への進学が有利になる場合があります。

ハーバードやオックスフォードなど、世界の名門大学でもIBのスコアを評価対象としています。世界各国のトップ大学は必ずIBDPのスコアを利用した入試を行っています。

多様な文化への理解を深める

クラスにはさまざまな国籍の生徒がいることが多く、自然と異文化コミュニケーション能力が育まれます。

IB教育の課題~どんな子に向いている?
 

メリットが多いIBですが、すべての子どもに合うわけではありません。

 

👇一条校との比較。どちらに進学すべきかが分かります。

 

自主学習が求められる

自分でリサーチし、プレゼンテーションやレポートをまとめる機会が多いため、自己管理が苦手な子は最初は大変かもしれません。親が経験していない学習方式のため、高得点の為に必要な要素を教えにくいとも言われます。

 

国際バカロレアのカリキュラムに対応した学習塾が少ないため、学校の成績を上げるために塾にアドバイスを求めることが難しくなります。個人オンライン塾を利用することになります。

英語力が必要なら

IBは基本的に英語で授業が行われるため、英語が苦手な場合はサポートが必要です。

高校卒業時点での英語力は、最低でも英検準一級を取得します。

 

国際バカロレアの高校に入学するためには、中学3年で英検2級を目指して英語学習する必要があります。

 

「インター校生の夏休み|勉強より大切な過ごし方」
~「ガチ勢」じゃない家庭のためのバランスガイド~


「うちの子、夏休み中に全然勉強しないんです...」とお悩みのインター校保護者へ。受験対策に全てを捧げる必要はありません。年齢別の「学びと遊びの黄金比」をご提案します。

1. 【小学生編】「楽しみながら学ぶ」が鍵
■ 子どもの希望を第一に

友達が通う塾に「私も行きたい!」と言い出すのはこの時期の特徴。実は良いサイン。社会性が育っている証拠です。

サマースクールは「水泳キャンプ」など運動系からスタートすると抵抗感が少ない

 

 

■ 中学進学を見据えた体験を

図書館で本を1冊読む

近所のスーパーでおつかい

予算を決めて、その予算以下の場合はお小遣いに

昆虫採集や植物観察で科学への興味を刺激

2. 【中高生編】「将来の選択肢を広げる夏に」


■ 大学進学の話

1日15分だけ「気になる大学のパンフ閲覧」から始める

興味のある学部のオープンキャンパスに遊び感覚で参加

 

 

■ 非勉強型スキルアップ

ボランティア活動に親子で参加(CAS活動の下調べにも)

 

運動系プログラムは、実は脳科学効果抜群。例えば:

水泳 → 集中力UP
サッカー → チームワーク力養成
テニス → 判断力強化

 

「夏休み明けにぐんと成長する子は、必ずしも勉強量が多い子ではありません。むしろ、様々な体験を通じて『学びの種』をたくさん持ってくる子です」

 

《今日からできる3つのアクション》

子どもと一緒に「夏休みやりたいことリスト」作成

週に1度は「ノー勉強デー」を設定

近所の図書館で「1冊だけ借りてみよう」チャレンジ

大切なのは、子どもが自ら「これやってみたい!」と思える環境を作ること。少しの学びとたくさんの体験が、9月からの学習意欲を育みます。

ear8(中学2年相当)で重点的に学ぶべき科目とその理由


国際バカロレア(IB MYP)やインターナショナルスクールのYear8は、「学問の基礎固め」と「探究スキルの育成」がカギとなる時期です。以下に、特に注力すべき科目とその理由を解説します。

1. 数学(Mathematics)


✔ なぜ重要か?

IBディプロマ(DP)の選択肢が広がる:
Year10以降の「Standard Level(SL)」か「Higher Level(HL)」選択に影響。HL数学は理系大学進学に必須の場合も多い。

実生活での応用力:
データ分析(統計)や代数は、科学・経済学でも必須。

✔ 具体的な対策

苦手単元を放置しない。苦手に感じたら一番簡単な参考書兼問題集書き込み式を購入して、そこからやってみて。

👇たとえばこんなの

 

中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく。 改訂版 (中学ひとつひとつわかりやすく)

 

一番簡単なことから始めると、理解が早まります。
オンライン教材(Khan Academy)で先取り学習などもあわせて。

2. 英語(English Language & Literature)
 

✔ なぜ重要か?

全ての科目の基盤:
EE(課題論文)やTOK(知識論)で論理的な文章力が要求される。そもそも、日本特有の日本語IBコースでも、英語で取得しなくてはならないIBDP科目があるので、英語は必要ですから。

英語力不足が後々響く:
多くの場合IBDPの科目は英語で授業・試験が行われるため、Year8で読解・ライティング力を鍛える必要あり。海外滞在中なら、今しっかりと読書し、英語に取り組むことであとあと楽になります。

✔ 具体的な対策

毎日10分の英文要約(ニュース記事や小説の一部)。
印刷して、その音読と主要センテンスの書き写し(5行目安)。その後に記事のまとめと感想を口頭で。この3点セットもお勧め。


ディベートクラブに参加し、批判的思考(Critical Thinking)を養う。

 

👇海外大学を目指すなら。

海外大学 合格の 手引き

 

3. 科学(Science:Biology/Chemistry/Physics)

✔ なぜ重要か?

IBDPで理系選択する場合の基礎:
Year8で学ぶ「細胞の構造」「化学反応」「力学」は、DPのIA(内部評価)で直接役立つ。

実験スキルの習得:
データ収集・レポート作成は、IBの評価基準(Criteria)に直結。

さらに、サイエンスコンペティションに参加する時の基礎がここ。

✔ 具体的な対策

実験レポートを丁寧に書く(仮説→方法→結果→考察の流れを意識)。
科学雑誌(National Geographic Kids)で興味を広げる。

 

👇国内大学を目指すなら。

海外在住で、日本の大学を国際バカロレア選抜、特別入試、総合型選抜、帰国生向け入試などで受験する前に読む本

 

4. 第二外国語(Foreign Language:Spanish/Frenchなど)

✔ なぜ重要か?

IBDPの必須科目:
Language B(中級)または Ab Initio(初級)を選択する際、Year8~9の学習歴が影響。日本語を選択する予定であれば、今を乗り切って。

大学進学で優遇される場合も多い。


✔ 具体的な対策

週1回の言語交換(オンラインでネイティブと会話)。
とにかく人と接する行動を。

5. 個人プロジェクト(Personal Project)
 

✔ なぜ重要か?

IBのCAS(創造・活動・奉仕)の前哨戦:
自主的な探究経験が、DPでのEE(課題論文)やCASプロジェクトの質を高める。

スキル証明に使える:
大学出願時の「追加情報」欄に記載可能(例:アプリ開発、環境保護活動)。

✔ 具体的な対策

興味のあるテーマで小さなプロジェクトを開始(例:地域のゴミ問題調査)。
ブログや動画で記録し、振り返りを習慣化。

保護者向けアドバイス
「苦手科目の早期対策」が重要(特に数学・英語)。
重点的にといいつつ、全科目を頑張っていこうという内容ですいませんが、結局、苦手科目と得意科目を区別して考える必要があります。


来年のこともあるので、学校のカリキュラムを確認(IB MYPを採用している場合、Year8はMYP3に相当)しましょう。