今回のテーマは普段食べている油、つまりは脂質についてだが、
タイトルの本当の意味、分かるか？
脂肪分の多い飯を食ってるからニキビになってる、
そう思ってないか？
油の少ないものばっか買って食ってないか？
食品の裏のパッケージの脂質の欄ばっかチェックしてないか？
確かに、脂っこい、ギトギトしたものを多く食べると
肌荒れする印象はあるし、俺もその経験がある。
しかし、
いろいろと学ぶと、根本的には違うことがわかる。
油を多くとるとニキビができる、ではなく、
正しくは、質の悪い油を多くとる＝ニキビ発生
これが正解だ。
現代社会では完全に悪い油をゼロにすることはできない。
できるのかもしれないが、
そんなことをしたら一生友人と食事に
いけなくなるレベルだ。
外食なんてもってのほかになってしまう。
というのも、やはりファーストフード、ジャンクフード類は
悪い脂質がたくさん使われているからだ。
ニキビを生む悪い脂質とは？
代表的なのは、トランス脂肪酸、
何度も使いまわしにされた酸化した植物油
などがある。
これらを質いい油よりも多くとってしまうと、
肌の細胞に悪影響を与える。
何兆個もある細胞の1個1個は細胞膜という脂質で包まれてる。
その細胞膜に供給される脂質がゴミみたいな悪い油ばかりなら、
そりゃニキビ面になって当然だ。
ニキビの原因で外側からだけってのは１００％ない。
必ずなにかしら内側からの問題もある。
むしろ自分の経験上、内側が原因のことのほうが確実に
多いと思っている。
内側から日々、良質な細胞が作り出せていれば、
外側からの刺激にそもそも負けにくくなるからだ。
具体的なニキビに対する脂質の摂り方
それでは自分の脂質のおすすめの摂り方を紹介する。
体に取り入れる脂質の意識を変えることは根本的に
美肌を作ることにつながる。
良質の脂質なら多くとってもニキビにはつながらないから心配するな。
☆ニキビに良い質の良い脂質：魚、アボカド、ナッツ、オリーブオイル
MCTオイル、グラスフェッドバター など。
上記の良い脂質たちは俺が積極的に食べていて、ニキビ撲滅に
大いに協力してくれたやつらだ。
良質な脂質は体内の炎症改善に役立つ。
これがオメガバランスというものだ。
オメガバランスとは、炎症抑制のあるオメガ３と、
炎症を増やす作用の強いオメガ６の比率のことだ。
現代のような様々な加工食品が普及する前の人間は、
体内のオメガバランスが保たれていた。
ひと昔の人間に今みたいにニキビで悩むやつが多くいたと思うか？
ニキビは確実に現代病。
赤くてでっかいニキビが１、2個じゃなく、
何個もぼつぼつとできるなんでおかしい。
食事が関係していることは目に見えている。
話を戻す。
さっきおれが書いた脂質を、毎日何か一つでもいいから取り入れたいところだ。
１個１個説明したいところだが、長くなるので今回は魚についてのみ。
魚はやっぱり大事だと思う。
継続して食べると体質が変わる。
良質な脂質の塊のようなものだから。
値段も肉よりも安い。
調理の手間が面倒に感じるときは、鯖缶やサプリをお勧めする。
これらならより手軽に毎日オメガ３系の脂質が摂取できる。
オメガ３の海外サプリメントは粒が少し大きめだが、
しっかり成分が入っており、品質も悪くないのでお勧めだ。
オメガ３系のサプリメントは、酸化してしまいやすいという点が
ネックとしてある。
安ければ安いほど、逆に体内を酸化させ、ニキビの炎症を加速させることに
つながりかねないので注意が必要だ。
高い薬用成分の入った化粧品、病院代等にかけるお金も
もちろん大事だし、そっちに優先的に使いたくなる気持ちはめちゃくちゃに
わかる。
俺もそっちばっかやっていた。
でも、効果が今一つだった。
それはやっぱり内側からのケアが足りなかったから。
内面は、意識一つで今この瞬間から変えていけるものだし、
ニキビ、肌荒れ改善のスピードを爆裂に高めてくれる。
完璧を求めすぎるとストレスになるから、
楽しみつつ、好きなものも食べつつ、全体の量を減らしていこうぜ。