時々こういうの入れていこうと思うのでヨロシク。
何をもってレジェンドとするかといいますと、十分知名度はあるが
昨今ではあまり注目される事がなく、このまま風化されない為に
せめて僕が愛するレジェンドを紹介していこうというものです。
というわけで今回は「森田童子」を紹介します。
高校教師というドラマで一躍有名になりましたが、ドラマの内容と相まって、
「あぁあの暗い歌を唄う人ね」と言われるミュージシャンです。
確かに唄い方も静かに息混じりに発声するので、明るいとは到底言い難いです。
ですが、「暗い」で語りきるのはあまりに酷い。
どんなに派手でも「DEATH!」とか言ってる様な歌の方がよっぽど暗いと思うんです。
森田童子は対局にあって、深く傷ついた繊細な人が、透明な声で切ない想い出を綺麗に歌い上げる
様な、そんな優しさ溢れる音楽を作っている人だと思います。
まぁでも、喜びを唄った曲は少ないですけどね。一般的に暗いっちゃ暗い。
森田童子もだけど、この頃の歌詞って特徴的だと思います。
歌詞の中にイメージが湧いてくる様なフレーズをいくつか入れているので、小説の様に
思い描く事が出来るんですよね。
全部が全部じゃありませんけど。今日紹介する曲もちょっと違いますけど。
「息もつまる夏の部屋で 窓もドアも閉め切って」とか、
「漱石の本投げ出して くちづけした 窓辺の水の花」とか、
「貸本屋の のき下で雨やどり 君はむずかしい顔して 立ち読みしながら 本を盗んだ」とか。
なんかどれも湿っぽいし、一部しか見せてないので分かりづらいかもしれませんが、
風景描写と同時に登場人物の気持ちも表現出来ている素晴らしい歌詞だと思います。
NISHINOカナの「ムカつくくらい LIKE CRAZY」「会いたかった さみしかった」なんてバカみたいな歌詞を評価している場合ではないのです。
途中から著名アーティストに飛び火したので批判受ける恐れもありますが、検索に引っ掛かりづらくNISHINOとした僕の臆病さも露呈させてしまいました。
まぁ、あんなカスみたいな歌詞カードは燃やしてしまえ!DEATH!!
というわけで、代表曲「ぼくたちの失敗」、ではなく、
僕が個人的に一番好きな「雨のクロール」をどーぞ。
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