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久しぶりに映画ネタを書きます。

今回はまとめて3タイトルです。
そして、全てヤクザ映画です。

まず「竜二」ですが、金子正次の脚本、主演の作品。
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「仁義なき戦い」に代表される一般的なヤクザ映画イメージとは一線を画す、
人間ドラマとして描かれた映画です。
当初脚本を売り込みに行った金子さんは、映画化にあたり条件を出しました。
それは、自分が主役!という事でした。
ですが、名も無い俳優を主役に据えて作る事に映画会社は否定的で、結局金子が自主制作として
作った本作。
これが大当たり。
パッと見、冴えないその辺の兄ちゃんといった感じの金子さんですが、
見ているうちに凄いオーラをまとっている様に見えてきます。
子どもが出来たのをきっかけにヤクザ商売をやめ、カタギの道で生きようと決意した男の物語なの
ですが、これが切なくて素晴らしい。
カルト的人気のある作品でもあるので、是非一度見て欲しい。



続いて、「さらば愛しのやくざ」。
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ギバちゃんこと柳葉敏郎と、陣内孝則のW主演作品です。
早稲田大学法学部の学生役のギバちゃんが、陣内孝則の経営するボッタクリバーで2人が出会う所から物語は始まります。
飲み物一杯で3万円と言われ、抵抗するも陣内孝則にぶん殴られて追い出されるギバちゃん。
普通はそこでおしまいですが、納得いかないギバちゃんは、後日またその店に行きます。
そして3万円をカウンターに置いて、飲み物代もサービス料やらも全部で3万円で収めろと言い、
オーダーする。
出された飲み物を一気飲みし、せめてもの抵抗は果たしたとして店を出て行くギバちゃん。
この日からしばらくして、パチンコ屋で偶然に再会する2人。
あの時の行動を高く評価した陣内孝則は、ギバちゃんと杯を交わし、親友の様な関係になる。

頭はこんな感じの物語です。
このやり取りはそのキャラクターをうまく表現しているし、ヤクザと学生が尊重しあえる様に
なる理由としては最高だと思います。

脚本は野沢尚さん。
この人は「眠れる森」や「氷の世界」「青い鳥」「坂の上の雲」などを書いている人です。
緻密なキャラ描写を売りに、脚本家の鏡みたいな人なんです。
残念ながら8年前に亡くなられてますが、この人の作品はまず間違いない良作と思っていいです。
そのくらい脚本家としては素晴らしい人です。
ドンデン返しというか、最後に意外な結末を持ってくる特徴がある様に思えます。
そういうのが好きな人は見て欲しい。


最後に「その男、凶暴につき」です。
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北野武監督作品。
いつの間にか深作欣二の様な巨匠っぷりですが、実際面白いし、天才でしょう。
ほとんど映画を見た事もなかった人が撮ってるんですから。
それが芸大大学院教授をやっていた事も驚きです。

まぁとりあえず、本作も武独特のヤクザ映画になっているわけです。
でも、刑事なんですよね。ヤクザみたいな。
マル暴なんかはヤクザと変わらないと言われてますが、それをさらに誇張した様なものでしょう。

この作品に関しては、もう内容を紹介するまでもないので割愛します。
それより、この作品も脚本は野沢尚さんです。
ドンデン返し系です。
そして、僕も書き疲れたので、もうこの辺にします。



とにかく、この三作品はどれもヤクザ映画というよりも、人間ドラマです。
ヤクザ映画初心者の方は是非、この3つから見てもらうといいと思います。
最高ですから!