今日の出来事
やっぱり夏休みは殆ど出来事ってものが無いですね、、
昨日❓は凄い雨に雷でしたねぇ😢
家にずっと居ましたが、窓を閉め切った部屋でテレビを見ようとしたら外が五月蝿過ぎて
殆ど聞こえませんでしたw
しかもニュースで住んでるところが凄い事になっててびっくりしましたよ、、
でもなんか、、30度ずっと越えてたから、
今日は本当に過ごしやすかったですw
涼しい☺️
今日の一冊
今日は、
日本アパッチ族 小松左京さん
の紹介です。
先ずはあらすじです。
終戦直後の大阪で、鉄を食べる人間が出現した。
名は「アパッチ」。
1日に平均六キロの鉄と0.2〜0.6リットルのガソリンを摂取し、その肉体の強靭さとスピードは、人類を遥かに凌駕する。
彼らはやがて全国へと広がり、日本の政治、生産機構までも揺さぶるようになっていった......
この本では、この世界に、昔、鉄を食べる人間がいた、ということ、
更には、今は死滅したのでは、ということが兵士の間で噂されています。
主人公は、今の世界ではクビになることもないんじゃ無いか❓と思うほどくだらない理由で追放されてしまいます。
追放された主人公は、何とか生きようと努力します。
その途中、外に、脱出しようと、何週間も前から計画を立てて生きてきた男と出会います。
2人はそれから、何度もぶつかり合いながらも、脱出を試みる。
しかし、主人公を庇った男は後少しの所で命を落とします。
そして、やはり1人ではうまく生きていけず、
怪物に襲われ、死にかけました。
それを、助けた者がいました。 それがアパッチです。
そして、主人公が目覚めると、火に照らされて、赤黒く光る鉄屑の塊が目の前で、
この鉄を食べ、アパッチとして生きるか、
このまま死ぬか、選ばされます。
勿論食べて生きる道を選びます。
その選択が辛い人生の始まりでした。
人間を捨て、世界から疎まれる、アパッチという存在として生きるのですから...
この本は、とてもよく、人間の本性を表していて、裏切られた者が取る行動の、リアリティある恐ろしさ、など、
非常によく書かれています。
この本を読んだら、あなたも、
障害を持つ人々などに対して、偏見を持たないように気をつけてみてください☺️
アパッチだって、同じです。
なりたくてあのような姿になったのでは無いのです。
周りの当たりに耐え切れず、
全てに絶望したからこそ、仕方無く、そうなっただけなのですから......