Googleのニュース一覧からYouTubeリンクが貼られていた
EXのニュース番組を見た。

ニュースは、
中国のデモに関する内容だった。

するとこんな広告が出てきた。


MeMo-ニュース

画面下部に、
「マンション購入でJALマイルがたまる!」
という文字。

なるほどなるほど、
デモが「住宅価格が高すぎる」という内容も含んでいたから、
「マンション販売」の広告は関連性が高いわな。




って、
こんなとこに出されたらたまったもんじゃないね、広告主。

おそらく、
「住宅」とか「マンション」とかのKWで
レリバンシーの高いコンテンツと結びつけて露出するサービスだろうけど、
このニュースでの露出はイタイなぁ。。。


このニュースを見る視聴者の感情とか視聴態度だと、
負のエンゲージメントが生まれそう。

うーん、むしろプレミアムに使われてるJALの被害の方が大きいなー


昨日、ふと考えさせられる言葉に出会った。

岡田武史サッカー日本代表前監督をゲストに迎えたカンブリア宮殿で、
親交がある脚本家の倉本聰さんが
“岡田監督率いる日本代表のW杯での試合”と“芝居”を比較して一言。



 芝居の感動がスポーツの感動に負けるのは
 なぜなんだろうとずっと追い求めて来たんですよね。
 やっぱりどうも役者とアスリートじゃ
 かく汗の量が違うんじゃないかという。



仕事はどうだろう。
汗の量は足りているか???

こんな時代だから、
スマートに、
スマートに、
案件を進めていくことを要求されることが多くなった。

パーヘッドの利益額の追求という観点では、
効率的に仕事を回していくことは欠かせない。

ただ、
サッカーや芝居だけでなく、
人を動かす、気持ちを動かす
この仕事においても“汗の量”は絶対的に必要なはず。


見せないけど、
見えるものが汗の量。


最近は冷や汗ばかりかいている気が。。。

今回もダイソンについてのエントリ。

2回続けて同テーマでエントリするつもりはなかったが、
マイコミジャーナル をパトロールしていて気になる記事を発見したので。

その記事は、
ジェームズダイソンアワードの日本最優秀賞を受賞した、
千葉大学大学院の岩原さんへのインタビュー記事

その記事の中で、
岩原さんはこう述べている。


「ダイソンの掃除機のすごいところは、人間が用を足した後に便器を確認する、
鼻水をかんだ後に見たくなるというような本質的欲求を探りあてて、
掃除機に落と し込んだところだと思っています。
個人的には、技術云々よりも、(スケルトンのダストボックスにより)ゴミを可視化させたところに
価値があると思っています。」


うーん、
確かにその通り。


マーケティングの調査上ではダイソンの透明なダストボックスは、

「ゴミとかチョー汚くてヤダー!」
「見たくなーぃ!」
「紙パックゎ、ゴミがぁ、見えなくてぃぃー!!」

なんてネガが出そうだが、
そんな表層上の消費者のコメントではなく、

「どれだけ取れたか見たくなる」
「どれだけ汚いのか気になる」

なんて言う本質的欲求を突いたことが調査至上主義的な日本メーカーとは
一線を画す商品の開発に繋がったんだろーなー。


鼻水をかんだ後、必ず見てしまうし、
鼻の毛穴のゴミがスポって取れた時、必ず見てしまうし、
仕事から帰宅して靴下を脱いだ時、必ず臭ってしまう。

掃除機も部屋のゴミを取った後、取ったゴミを見たいと思うことは必然なのだろう。
ゴミを見たいから、さらに掃除をしてしまう。

なんだか掃除がしたくなってきた↑↑↑